2018年2月11日

1255.急上昇

この配電線のように当サイトのアクセスも急上昇すれば、また嬉しきごとしw
(↑そりゃ無理だわなw)

それはさておき



ここでは、銀ピカ配電柱と隣接した配電柱を使って、2回線の一括立ち上げをしているところであるが、その中で珍しいと思ったのが、その隣接した配電柱とを結ぶ1回線の高圧線!




ワイヤーを張った空中分岐となっているため、急上昇するかのように配電線が張られていた!


なお、建柱年については


つい最近の2016年(平成28年)

しかし最近は、こういった立ち上がり柱でさえも、支持物は鋼管柱を採用することもあるようだ。
未来は従来のコン柱に合わせて昔の木柱が減ったのごとく、コン柱も今後は減るのであろうか?



最後に、反対側はこんな感じで!


平凡そうに2回線の配電線が張られている中、突然ドカンと道ができ始めたから、それに合わせる配電線も大変だろうに・・・

1254.んん?こう来て、下段回線は何もせずの引き留め!?


まず、手前は旧式の落ち着いた抱腕金仕様による




がいしを2:1に配列させた引き通しとなっているが



その先は、近年設備を一新させたようで、新しくなっていた。



それで、↑こう来ますと!



ここで写真に写る2本の支持物は、2回線の立ち上がりか、いや、一旦の引き下げ柱のようにもみえるのだが、何故か、ここでは!下段回線については!!それを思わす区分開閉器すら付いておらず、唯、引き留めているだけのようであった。
(上段はちゃんと区分開閉器があって立ち上げか引き下げをしているのにw)
この構成がある意味珍しい。



↑ご覧の通り、下段回線については、ケーブルヘッドすらありません。w
(もう下段回線については、配電線を立ち上げる気も引き下げる気もなかろう。w)

この配電柱は、先ほどの道を少し進んだすぐのところにあったものです。


しかしこうしてみると、どうやら付近で大規模な配電線の繋ぎかえがあった模様。



あー、これはきっとさっきも見た、あの新設の道の影響だ。ww



↑結論、この橋桁を超えなくてはならなくなるから、どうやら付近で配電線の繋ぎかえが発生した模様!

その結果、どうやら今は下段回線については、ダブルで離隔腕金が付いている配電柱より立ち上げて、大きく遠回りして、先ほどのやる気のないw引き留め柱までやって来ているようであった。


そして、さらにこの奥では!



このような銀ピカ配電柱が!!

なお、これについては、別の意味で珍しい部分があるので、次ページで紹介する。w


1253.腕金間を固定



下段回線については



抱腕金を用いたもので1回線分岐となっているのだが、ここではちょいと珍しく、1回線の分岐側とその腕金間を固定するものを発見!

こうした理由については、分岐先の1回線の配電線に引っ張られぬよう、手前では隣接する配電柱まで支線を張って強度を確保したのかとみられる。

1252.ラインスペーサーで回り込むごとし!w



以前は2回線を張ったものが突き当たりの道沿いに張ってあって、この写真の後方右側の奥(架空地線と高圧線との間が大きく空いたもの)には、架空地線の支持に鳥居型を用いたもので、高圧の引き通しを2:1に配列、かつ分岐をさせたもので、その奥では2回線のうちの最上段回線を終点にしたものがあったようだが、そんな旧式設備はなくなっていた。

おまけに、右手前では高圧需要家との境目には、既に区分開閉器も設置していない。
ま、開閉器2台装柱を禁じている?東電管内では、これは好都合といえる箇所もあるよなぁ


最近の設備はどうも近代的すぎる。w
2回線の進路変更といえども、近年は無駄な配電線も張らなくなったようである。
設備更新後では無駄な箇所の配電線は一切張らず、ラインスペーサーを使い、回り込んでいるのが見て取れる。


なお、左側にあるこちらの開閉器は連系用開閉器のようであった。
(白い方の引き紐が下がっている。)

双方の回線で連系を取り合っているようであった。

なお、最上部に張ってあるグランドワイヤーについては、設備更新後も珍しく残したようである。

1251.かわす。


周囲はごく普通の立ち上がり柱



だが、この奥には、一際変わった立ち上がり柱がいた!w


それがこれだ!


そう、配電用変電所からの立ち上がり(フィーダー)側及び負荷側のいずれから故障した際に備えて(非常時に備えて)、両側電灯用トランスをそれぞれ1台ずつ設置し、2回線のうちの最上段回線から合計4本の変圧器への引き下げ線を引き下げているタイプとなっているのだが!!(↑この時点で既に珍しいw)


ここでは珍しく!
そのまま綺麗に下段回線をかわしていた!w
そう、まるで曲線を描くように~!
その格好が正に!ここでは激レア構成に見えたのであった!!w
(これはよく見かけるものでは、スリップオンがいしを周囲に取り付けて、変圧器の直前まで、CVTケーブルに変換させて引き下げているものを見るのが大半である。)

下段回線の連系用開閉器は、これより右へ2本超えた先にある。


そもそもここでは


下段回線が普通にあるというのに!普通に上部では高圧の立ち上がりを行っていたのだから不思議である!w
(↑普通は、下段回線がない状態(箇所)で高圧の立ち上げを行うが、ここでは2回線のうちの下段回線を隣接する別の立ち上がり柱から立ちあがった配電線と系統連系(スイッチオフの状態の開閉器を途中で挟み、非常時、故障した区域へ逆送できるようにしているものをいう。)をとっているため、やむを得なかったようである。)

なお、下段の抱腕金に取り付けられているトンボ腕金については、普通に抱腕金の片方にそのまま固定されているようであった。


だが、この配電柱



今後道路ができる箇所(新しくできる道路の入り口)に立っているため





この珍しい格好も、もう間もなくで見納めとなりそうだ。
道が開通すれば、立ち上がりも移設されることであろう。




にしても、町田は不思議な2回線が多いなぁw

(この配電線の負荷側には、これより数ページ前の記事で紹介しているこやつがいます。w)