2013年5月12日

766.上部も補強!

古いタイプなので、HP上にある古いタイプ専用ページに掲載しようかと思っていましたが、珍しいイメージの方が強いと思いましたのでこちらに掲載することになりました。

 都内の練馬区でも、まだまだ探せば古びた細い高圧配電線を見かけることがあります。
 高圧配電線が架空地線並みに細いタイプですと、やはり、がいし2連などの古いタイプも見かけることがあります。
 その中で!ここは高圧配電線の上部に張り出している架空地線を支持する腕金から左方向へと支線が出ているのです。
そこがレアです。
 反対側はこんな感じで!
このような位置に支線を張っているタイプは見かけません。

2013年5月5日

765.均等なのにそのまま・・・

 古いタイプの撮影を終え、八王子市内の東京環状、国道16号線沿いを通っていたときのことであった。
高圧2回線の配電線ですが、最上部の回線と下部の回線とでのスイッチの役目をしている開閉器ですが、その取り付け方がレアです。
 均等配列(がいし配列2:1の場合)なのに、そのまま開閉器が取り付けられていることです!
通常のタイプですと、この場合は、がいしを均等に並べないようにすることが多いです。
しかも!がいし2連タイプです!
また、一度鳥の巣が作られたようで、腕金には合計6本!鳥の巣避けの棒が立っています。

764.別のアームに開閉器

 滝山街道にある激レアタイプを撮影しに行こうと、数時間かけて、ようやく八王子市に到着
 と、そこで!
 山を下る配電線を発見!
 通常の場合ですと、開閉器はがいしが取り付けられている腕金にそのまま直付けすることが多いですが、ここでは左側の配電線に勾配があるために、開閉器は別の腕金に取り付けられています。

おまけ
 そのすぐ下にあったものです。
何時もの鉄筋コンクリート柱ではなく、パンザーマスト製の電柱になっています。

ジャンパ線支持のがいしも中実がいしで特に古い設備は見られません。

763.付け方がそれぞれ逆

 都内立川市内にて、高圧2回線の配電線だが
 それを支持している部分をよ~く眺めてみたら、高圧用腕金の取り付け方がそれぞれ逆です。
東電管内のものでは、左向きを表にして取り付けられているタイプを見かけることが多いです(上段の高圧用腕金)が、古いものや急カーブ地点では、右側を表にして取り付けているタイプを見ることがあります。

文章ではわかり難いので、写真にして表すとこんな感じ!



左向きを表にして取り付けるタイプを多く見かけます。


一方で、(反対側から見ると)右側を表にして取り付けているタイプは、急カーブ地点や古いもので見ることが多いです。

 配電線類には鳥が電線に止まらないようにと対策が練られています。
物凄い数です。

おまけ
真冬の夕方に来れば、山々の綺麗なシルエットが送電塔と共に見られること間違いなし!

762.配電線に黒い物体

この装置につきましても、過去までに何枚か撮ったものをこちらに掲載していたかと思いますが、そんな思い出も遠い昔

一体、何時頃撮影したのかを忘れてしまったので、また同じ感じになるかと思いますが、別の場所で撮ったものを掲載したいと思います。



地中への引き下げ役をしている配電線の電柱ですが、その直前に黒い物体が見られます。





これは、過電流が通った時に反応し、配電線の異常を知らせる装置「過電流表示器(SI)」というようです。

中部電力管内の電柱では、開閉器装柱などで見ることがありますが、東電管内の電柱でもたまに見かけることがあります。

今回の撮影地は都内の立川市でしたが、群馬県、千葉県、茨城県でもまだまだ希少ですが、見たことがあります。