これもまた2010年代初頭に一時期普及したものだったが
普及数は限りなく少なく、見かけることはほとんどない。
何故ならもう既に、2010年代には丸型変台を不要とした変圧器が登場していたからである。
特徴は、丸型変台から細いアームを伸ばしてカットアウトが支持できる点だった。
その短いアームについては、丸型変台を不要としたものでの使用が基本だったようで、よく普及していた。
しかし2014年からは、方針が変わって、長い腕金で支持する例が増えた。
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これもまた2010年代初頭に一時期普及したものだったが
普及数は限りなく少なく、見かけることはほとんどない。
何故ならもう既に、2010年代には丸型変台を不要とした変圧器が登場していたからである。
特徴は、丸型変台から細いアームを伸ばしてカットアウトが支持できる点だった。
その短いアームについては、丸型変台を不要としたものでの使用が基本だったようで、よく普及していた。
しかし2014年からは、方針が変わって、長い腕金で支持する例が増えた。
電灯用変圧器1台を載せる場合で
腕金で組んだ変台の場合は、トンボ腕金形状となる例が多いが、こちらは違った。単純に2本の腕金が並んだのみであった。
この手のものは元々、腕金の節約意識があったのか丸型変台である例が多い。
それから東京都内では、よくこの手のもので(低圧配電線よりも上部に変圧器を設置した例)高圧カットアウトは変圧器よりも上部に取り付けた例が多かった。
しかし今やそれは、変台不要とした変圧器がメインであるから、どんどん姿を消している。
高圧カットアウトの製造年は、1973年を示していた。
そんなに古いか~なんか1980年代のような気がするが・・・
おまけ
奥の方でも引き続き、高圧の支持にDアームを使用したものが続いていたが
こちらについても同じように、高圧カットアウトは変圧器よりも上部に取り付けているのが見つかった。
これぞ昭和50年代!
前のものと同じく
こちらも水平腕金とDアームが合体したものとなっているが
ここでは、ジャンパー線を支持したクランプがいしが大きく突き出ていた。
なお、ここでは両方向とも縦型配列となっているから
水平Dアームにしている意味は、あまりないようにも思えた。
大分前にこのブログにも1度アップしたかと思うが(2012年頃の撮影だったか)
この手のものは、今のところ確認したところでは、練馬区限定!
他の地域では、高圧配電線を縦型配列で交差させる場合は、ご丁寧にちゃんと水平腕金とDアームの両方を使用して、縦型配列へ変更している箇所が多い。
年式については、1974年であった。
あの錆を見ると当時物かもしれんなぁ。
最後に反対側!
この日は練馬へ~
まずはこちら
変圧器への高圧引き下げ線についてだが、ここではケーブルを使用した引き下げとなっているため、左2つはスリップオンがいしとしたそうだ。
高圧配電線は通常の絶縁電線で、低圧配電線はケーブルを使用した三相4線式の都市型配電線では普通にあるが、通常の変圧器ではほとんど見かけない。
ちなみにだが、通常ならこれは、このような構成となる。
最近では、高圧配電線にCVTケーブルを使用した都市型配電線路も、通常の水平配列へ戻して、低圧のみ三相4線式にした都市型配電線も目立つが、その手のものでは、変圧器もコスト削減のためなのか、通常仕様を使用している。その場合は、低圧側がケーブルにしているから、2次側には何か特殊なものを使用して、三相4線式の低圧を引き出しているがのう。