2022年8月11日

2996.丸型変台に変圧器を設置したものだが、トンボ腕金を使わずに高圧カットアウトを支持・単相変圧器1台バージョン!!





今度は単相変圧器1台バージョンを発見!


2995.活線区間から伸びる練習用の配電線

 


実際には繋がってはいないが、ここでは活線である、実物の配電線より伸びる配電工事の練習用の配電線を発見!


奥の2本がそれだ。

実際の活線である区間は、繋げない状態である練習用もまた珍しい!


配電工事練習用の2本中1本目については、練習用のため変圧器はなしで、2つの高圧カットアウトが確認できた。




↑一見は繋がっているかのように見えるが、実際は繋がっていない。


ジャンパー線は活線の両引き留め装柱からは引き出されていない。


1本目は種類的にいえば、基本形であった。

最近の設備では、変圧器への高圧引き下げ線については、トンボ腕金ではめっきり支持されなくなったが、練習用ではまだそれが残っていた。

しかし、下の方については、確実にトンボ腕金はなしで、近代設備の影響を受けていた。w






2994.Dと水平腕金が合体したD水平アーム(クランプがいし大きく突き出しバージョン) その3

 

その2に続き


ここでも開閉器を取り付けながらの発見となった。






唯、柱には、連絡ケーブルの立ち上がりを示すプレートを発見したが、特にこちらの開閉器については、常時開放(常時スイッチオフ)という連絡用の開閉器ではなさそうだった。







開閉器の引き紐はオンを示す赤い方が下がっていた。

(開閉器は普通、背後から見て右側の引き紐を引くと入、左側を引くと切となる。)

何か別の意味合いだろうか

鉄道の高架を超えるため、向かいの道路から立ち上がっている高圧とみて、よさそうか?


2993.Uターンしながら高圧引き込み線を振り分け

 


ここでは珍しく



Uターンしながら高圧引き込み線を振り分けていた。

振り分け後の高圧引き込み線には、ラインスペーサーが取り付けられており



その引き込み側もまた珍しく、建物にDアームを直接取り付けての構成となっていた。

なお、そのDアームについては、通常とは違い、水平での取り付けとなっているため、高圧引き込み線については水平配列で受け止められていた。

スーパーマーケットでそのような手法を見たのは、今回が初かな。

郊外では見た例があったか・・・確かそれは終端箱付きだったな。





それから支線の引き留めには、高圧耐張がいしを使用

Uターンするため、抱腕金となった箇所には2つずつ10号中実がいしが取り付けられていた。

2992.丸型変台に変圧器を設置したものだが、トンボ腕金を使わずに高圧カットアウトを支持・ダブル変圧器バージョン!!

 


これもまた2010年代初頭に一時期普及したものだったが




普及数は限りなく少なく、見かけることはほとんどない。



何故ならもう既に、2010年代には丸型変台を不要とした変圧器が登場していたからである。





特徴は、丸型変台から細いアームを伸ばしてカットアウトが支持できる点だった。

その短いアームについては、丸型変台を不要としたものでの使用が基本だったようで、よく普及していた。

しかし2014年からは、方針が変わって、長い腕金で支持する例が増えた。