2022年5月8日

2898.ショートサイズの高圧用腕金を使用したもで、普通に架空地線支持の鳥居型が付く。

 


昔はよく引き通しの単一腕金として普及していた長さ1500mmの高圧用腕金であるが

(これまた地域性があり、撮影地の千葉県では、1500mmの高圧用腕金は、引き通し用として、現在も大いに普及!)




今回はそれを使用し、クランプがいしを2:1に配置したもので、普通に架空地線支持は鳥居型となったレア構成を発見した!

最近見かけるものでは、建物側と中央のクランプがいしが架空地線支持の鳥居型と接近し過ぎてしまうためか、高圧用腕金の取り付け位置を多少ずらして、それとの接触をできる範囲で避けられるようものを見替えている。



しかしここではそれが、普通に取り付けられていた。

短い高圧用腕金を使用したものでも、一応普通に鳥居型の取り付けはできるみたいだ。


おまけ投稿:北五井火力線と五井火力線

 この日は再びの五井駅周辺の撮影へ向かった。

なんでも2系統ある北五井火力線と五井火力線とが、今後は1まとめの送電塔へ併架されるからだ。

(※2022年8月撮影のストリートビューにて、片方の五井火力線については、大半の送電塔が除却済みであるのを確認。)



既に一部では送電線の取り外し工事が行われているのだった。

外されているのは、五井火力線の方だった。





送電電圧については、北五井火力線(上記写真では右側)は154kVに思えたが、2導体だった。

次いで南側にある五井火力線は275kVかなぁ




建て替えは、送電線の下が公園や緑地となっているから、そこへの安全対策だろうか

かなり低くくなっている場所もあり、遮蔽線が張られている場所も見られた。






送電塔の形としては、北五井火力線の方が古いように思えたが、南側にある五井火力線の方が古いようで昭和38年3月建設で、北五井火力線の方が、昭和40年3月建設だった。

なお、一部の建て替え済みのものについては、平成初期もあった。













2022年5月7日

がいしコレクション:分割がいし

 



分割がいしはその昔、軒下で引き込んだ後の低圧引き込み線を支持する役目で使用されていた。

近代ではほぼ全滅。




がいしの中央には大きい穴が開いている。

変則的に向きを変える電線にも対応か?

がいしコレクション:茶色の井形がいし

 玉がいしの形については、2種類ある。

1つは卵型形状をした玉がいしで、もう1つは、丸み帯びた四角形をした井形がいしである。



今回はその井形がいし系のもので、茶色のものを入手した!



昔は木の電柱の色に合わせて、玉がいしも茶色を使用していたのかもしれない。

いずれにせよ、配電用がいしで茶色系は古い。


2022年5月5日

2897.架空地線支持は鳥居型+高圧配電線は2回線引き通しで、下段はがいし2連ならず。

 

あの県道は人が歩けそうなスペースがなく、危ないため
畑道より遠目で撮影した。


10号中実がいし時代は、恐らく下段回線については


2台の変圧器は動力用で、右側へ向けてそれが立ち上げられている。

2つずつがいしが並んでいたのだろうが





クランプがいしへ取り換えてからは、がいしを2つずつ並べる必要性はなくなったため、1つのみの取り付けとなっている。





反対側~