2022年4月10日

2846.須磨区の鉄柱・開閉器装柱での確認!(配電線の鉄柱の撮影は、これで終わり。)

 


最後の鉄柱はこちら。



大分奥の住宅街へ行ったところに残っていた。



種類としては、これは開閉器装柱。





年式は、1956年の模様

西暦で下二桁の56が見える。


まさか昭和56年なはずがない!

その頃にはもうコン柱でしょう。

なお、こちらの鉄柱については、割と最近防錆塗装を施したようで、錆びは全く見られなかった。

数は少ないが、中にはあの送電塔のごとく、防錆塗装を施して、今後も長持ちさせようとしたものもあったように見られた。


2845.カーブを振りやすくするため、建物側を向くピンがいし2連引き通し装柱!

 



出ました~



昔によくありげだった、カーブのため、建物側を向く、高圧ピンがいし引き通しの配電柱!

この場合、変圧器についてはバランスを整えるためか、高圧配電線が向く方向とは逆に配置した例が多い。



東電管内でも過去には見られたが、最近では人家の敷地に配電線を横断させないようにしているようで見かけないが、関西電力管内では、今もこの通り!普通にその手のものが残っていた。


2844.小松通の鉄柱・2本連続!

 



さぁ、鉄柱の撮影もそろそろ終盤だ。

後2箇所程撮って、おしまいとなった。


こちらはその内の1箇所目


今度はより海に近い和田岬駅付近。

地下鉄の方が便が多いから、それに乗って移動してきた。

海に近いこともあるのか、錆びが物凄い!

2本連続で並んでいた。

とりあえず、1本目は普通の基本形



もう片方は両引き留め装柱で、その奥の柱は最近取り換えたようで綺麗。

高圧用腕金だけは、真新しい。





割と交通量が多そうな繁華街では、車などが夜ぶつかぬよう、大きく目立つように黄黒のペイントをしていたようだ。

基礎もコンクリートも、やや上へ突き出している。



年式は昭和33年

やや古め

1958年かO_oi


後もう1つ、鉄柱の内部で見えたが

白の低圧引き留めがいしで固定されているこれは、接地線か?



地中へ通っているのが見えたから、そうだと思うが、接地の場合は、白の低圧引き留めがいしではなく、青色を使用するはずでは?


2843.二葉町の鉄柱・高圧引き込み開閉器を残しながら残った1基!

 

この手前側には、後3本程鉄柱があったようだが、それらについては、皆柱ごと設備更新されており、なくなっていた。



ここで残っていたのは、たったの1基!

既にこちらのみだった。


高圧配電線の引き通しは、裾広がり仕様の耐塩高圧ピンがいし
高圧用腕金は抱腕金のため、それは2つずつ取り付けられている。

こちらは高圧用腕金に、高圧引き込みのスケルトン気中開閉器を残した状態で残っていた。

開放状態のため、スイッチの役割を果たす刃の部分は、下がっているのが一目でわかる。



年式は見られなかった。


2842.空中で引き通し!



鉄柱の撮影へ入る前に、1つレアもの?を発見!




空中交差であるが、ここでは珍しく、ワイヤー上で固定されている腕金に耐塩高圧ピンがいしを取り付けて!空中で引き通しとなっていた。

両引き留めなら随分前に見た例があったが、引き通しは多分初見かなぁ