2022年3月5日

2726.2回線中上段回線は、完全停止中!わずか数スパンで終端

 



この辺はどうやら、2回線中、上段回線を広範囲で廃止した箇所が広範囲であったようで、ここでもまた、かつては2回線だった形跡を見つけた。

その先に関しては、数スパンで2回線区間は終わる。

というか、上段回線についてはこの感じだと、完全に死線である。


以下、2022年5月4日再来時に撮影w





手前で確認できた上段回線の開閉器は!



リード線はグルグル巻きにされており、開閉器のハンドルは切りでスイッチも完全に切られている。




次いで下の方には、見慣れぬ操作禁止のプレートもあったが、これについては、以前は常時開放のプレートであることがうかがえた。

薄っすらと上部に連絡用開閉器があったこと示す→ ←の両矢印が見えた。



途中から2回線中上段回線は廃止となったため、操作禁止にしたのだろう。

これがもしオンだったら、雷が落ちるなどしたら、あのグルグル巻きのリード線から火花が出て危険だと思われる。

一応、腕金には避雷器も見られるがな

普通に取り外せばいいと思うが、何かが妨げているのだろうか・・・・


なお、その先については!





冒頭で少し述べた通り!上段の1回線は、わずか3スパンで終端!

以前はこの先で上段回線も左側へ振っていたことだろうと思うが、廃止となっている。




続いて、反対側からも望む。w




なお、下段の生きている活線の1回線では、鳥の巣も見られた。

ハンガーがないから、これは別の鳥か?





2回線中、下段回線のみ右へ高圧を振り分けるがいし2連装柱!

この構成、なんとも伊勢原らしい!

いや、茨城の方にもあるぞ。w


2725.2回線の高圧配電線で、水平腕金からFアームへの振り分け引き留め装柱だが、Fアーム側は上部に何もせず。




2回線の高圧配電線を張ったもので!



この先で 水平腕金からFアームへ高圧配電線が振り分けられたものとなるが!!



どうやらここも途中で2回線中、上段回線は廃止としたようで、今はFアーム側では上段には何も支持していない腕金が見られた。


以下は追加で、2022年5月4日再来時に撮影w







Fアーム側1回線のみのため、変な感じがする。w

2724.頭上を支線で引っ張られるがいし2連

 



お次は!



年式の入った鶴巻温泉の看板を超えずに、右側!




これまたかつては2回線であったような形跡の残る!



やり出しのクランプがいし2連引き通し装柱となるが




今は上部に空間に空いているため、そこから支線を張って傾かぬようにしてあった。


以下、2022年5月4日再来時の追加分w




年式はやはりこの年代!

昭和40年!



いや、上部の形については、恐らく昭和55年頃に一度設備更新されてると思うぞw


2723.合成離隔など、その他、がいし2連やジャンパー線支持に耐塩高圧ピンがいしを使用した旧式なども勢ぞろい

 


こちらは先ほどの連絡用の開閉器が施設された形跡の残る先を進んだ場所で撮影したものだ。



よって、こちらも引き続き、2回線中、上段回線については、現在は停止中で使っていないのだが、ここでは2回線ごとしっかりと一度設備更新を行われたものが確認できた。

停止中回線については、取り外しでもいいように思えるが、手間がかかるためか、ここは残したようだ。また将来再び配電線を増強したり、もしくは連絡線を張ることも考慮しているのだろう。




そんな中!

ここでは大型サイズのDアームにFアームで使っている高圧用腕金を取り付けた合成離隔腕金を発見!


以下、2022年5月4日、再来時の追加分



見た感じ、ここは交差分岐側もそのようであった!

おまけ


次いでその先では!

神奈川に多い、ロングサイズの高圧用腕金を使用したもの




さらにその先には、クランプがいしと高圧用腕金を2つずつ配置した古いタイプ



そして!

さらにその先には



活線でない停止中の上段の振り分け引き留めの方で




ジャンパー線の支持に耐塩高圧ピンがいしを使用した旧式を発見!

こちらも耐塩皿がいし同様、今では見つけることが困難なものである。

現在であれば、他には町田の鶴川団地などでも確認している。

なお、柱の最上部には鳥居型もあり!昭和40年代らしさが味わえたのだった。w

仮面ライダーV3とかに映ってそう。^^正にあの時代物だ!











反対側~w

















鉄筋コンクリート柱の製造銘板を見ると、やはりその年代!

1972年であった。

これ撮ってたらガン見されたよw

年式を調べるために、撮るのです!ww