2022年2月23日

2701.がいし2連ならずの神奈川式の簡易型の初代のFアーム


これより奥にある木製電柱を巡ろうかと歩いている時のことであった。




おっと、これは偶然発見!w




神奈川に多い、腕金の本数を極力減らした簡易式の初代のFアームであるが、こちらは元は10号中実がいしの2連引き通しだったのだろうが

クランプがいし交換後は、1つずつの取り付けに変更されたようである。

それも2本連続で並んでいた。

これは、高圧がいしと電線の固定方法に変更があったことが考えられる。

10号中実がいし(他、高圧ピンがいし、耐塩高圧ピンがいし、耐塩皿がいしなど)=絶縁電線の被覆は剥がさず、そのままバインド線で固定

クランプがいし=絶縁電線の被覆を剥がし、放電クランプ上で裸電線で電線を噛まして固定

クランプの方が固定方法としては強固

2本目がこちら!
やや左へカーブ



なお、低圧ピンがいしについては、特に変更点がなく、そのままバインド線での固定となっているから、引き続き、2連で引き通しがされていた。





2本目の反対側~



2700.Fアームで、正面は水平分岐、背後はDアームで分岐

 





この日は渋沢駅からうんと北側に残っている木製電柱の撮影中心w

新しい東名高速道路方面へ徒歩へ向かった。





背後の分岐は、あの感じからすると高圧引き込み線。


2022年2月5日

2699.離隔腕金で高圧耐張がいしどうしの間隔狭し

 





鉄筋コンクリート柱の世代交代時にこうなったのだろうか、高圧耐張がいしの間隔であるが、少し狭くなっていた。







この日は結局、ニューシャトルの内宿駅まで歩いてしまった。w

2698.振り分けた分路リアクトルだが、Fアーム側の高圧の振り分け方がレア

 




分路リアクトルを取り付けるために、ここでは左側のFアームより一旦、1回線を分岐するかのごとく高圧を振り分けているが



そのFアーム側の振り分け位置が変わっていた。

高圧用腕金であるが、少し左へずらして付いていた。

また、こうしてしまうと、一番右側の高圧配電線がFアームと接触してしまうため、Fアームにミニアームを取り付けて、1本は接触せぬよう、引き通す形で分路リアクトルへ向かっていた。




分路リアクトルの方では、開閉器を通してそこへ接続するのだが、高圧の方はUターンする形でその開閉器へ通るから、10号中実がいしが3つ付いていた。

↑このように、Dアームにすればその分の費用は節約できたと思うが・・・

用地的に直角分岐ができなかったため、↑こうすることはできなかったようだ。


2697.下段のCVTケーブルより高圧引き込み線を引き出し。

 


重要施設の場合は、遠方よりCVTケーブルを張って、そこから高圧引き込み線を取り出す場合もあるが、これはその例だろうか



いや、ここは周囲を見た感じ、上に張られている高圧配電線とは、別系統から来ているようだった。

丁度、これより先、左側に行ったところに、他の高圧配電線と連絡を取っているもの(連絡用開閉器を施設したもの)があった。



下に張られているCVTケーブルについては、その連絡用開閉器装柱を超えた先(上部にある水平配列とは別系統)からきている。