2021年10月30日

2358.遠方用電源の立ち上がりは逆向きのDアームで

高圧配電線を2回線を張る場合は、上段回線が遠方用電源用、下段回線は近場の配電用となるが、片方はCVTケーブルとなる場合は、必ずしもそうはならず、この場合はCVTケーブルの方が遠方用電源となる、



ここでは遠方用電源として配電幹線を立ち上げているようだが、立ち上げ後もしばらくはCVTケーブルとなるようで、気になったのはその立ち上がりだ。


幹線用開閉器を取り付けたDアームだが、珍しく建物側を向いていた。


近場での配電用としてある1回線が離隔腕金での引き通しとなっていて、それがややスペースを取り気味であるから、そうしたようだ。


2357.4連高圧耐張がいし!

 


撮影時は全然気が付かなかったが


配電用変電所付近にある立ち上がり柱で、上段回線だ。

仮引き留めされているような箇所で4連高圧耐張がいしを発見!





谷塚駅付近で見た以来だな。

あそこは何連結だったか・・・


2356.今となってはほとんど見かけない型の旧型の大容量トランス

 


ここでは!



過去に横浜市南区で見つけたこちらに引き続き

最近ではほとんど見かけなくなった型の大容量変圧器を発見!

唯それはちょっと横浜で見たものとは、少し型がまた違うようだ。



製造メーカーは日立生製

容量は75kVA

この型に関しては、昭和40年代後半から50年代が繁盛記だった。w

今では30kVAを超えても放熱板の数が少ないものが増えた。

反対側~

ところで、撮影時は全く気が付かなかったのだが、奥の引き留め柱、上段回線は高圧耐張がいしが多いぞ。




また正面w



内陸部程残ってる感じだろうか

昔普及した大容量トランスは、ブッシングのサイドに赤く円いのがあるのが基本だった。

横浜で見たものは、結構海寄りの地域なのに今まで残っていたのは凄かった。

しかし今や、内陸部で残っているものに関しても既にこの型は絶滅傾向かと思われる。





2355.架空地線の支持にパンザーマストを使用したもので引き込み開閉器は別付け

 


ここでは架空地線をパンザーマストで支持すると同時に、高圧引き込み開閉器を本線の腕金とは振り分けて取り付けたものを発見



東電管内では、クランプがいしを2:1に配置させた箇所で開閉器を取り付ける場合は、バランス維持のため?高圧用腕金の取り付け位置を少し右へずらす例が基本だが、ここはそのずらしに手間がかかるためか

架空地線の支持にパンザーマストを使用したものについては、
茨城の他に千葉でも旧式として見かけるような気が


別の1800mm腕金を用意して、引き込みの区分開閉器を取り付けていた。


2354.短距離スパンで水平配列から垂直配列へ

 



この感じだと、千葉なら普通に3台変圧器(トリプルトランス)にしそうだが、ここは違った。



短距離スパンで高圧を張って、追加で終端に変圧器を取り付けていた。


でもここは、スペース的にトリプルトランスは無理か




奥にももう1本!

こちらは高圧引き込み線を空中分岐