2021年9月20日

2268.上段分岐に見せかけて、実は下段分岐

 



2回線で上段回線から分岐しているかのように見せかけて、実は下段分岐というもの




中部電力管内ではよくあるものだが、東電管内での発見は珍しい。

後で2回線化した際にこうなったとも言えそうか?

ジャンパー線支持に関しても2回線間に銅線となった分岐の腕金が来ているため、それより低い位置に分岐用の10号中実がいしが3つあるのが見て取れる。



反対側~



さらに背後~w

おまけ投稿:ジャンパー線支持に耐塩高圧ピンがいし

 


あまり目立たないジャンパー線支持に耐塩高圧ピンがいしを使用した旧式




今回は、2回線間に連絡用開閉器を施設したもので、上段回線で確認できた。



耐塩ピンがいしの製造年は、1976年の模様

昭和51年か、その時代ならありそうだ。

しかし下段回線については、ジャンパー線支持は10号中実がいしである。


連絡用開閉器の看板


遠目からはこんな感じで!


2267.Fアームで架空地線は支持ならず。

 



Fアームで架空地線を支持する場合は、Fアーム自信に架空地線支持の腕金を取り付ける例が多いが、こちらは違った。




架空地線支持の腕金に関しては、元は初代のFアームでもあったのだろうか、Fアームには取り付けず、コン柱の方にあるのが見て取れる。



3本連続で並んでおった。







2266.簡易型のFアームで腕金を伸ばして斜め分岐

 




この道路では大型サイズの初代のFアームの他に




腕金の本数を極力減らした簡易型の初代のFアームも見つかった。

それはといえば、唯単純に長い高圧用腕金を上下で固定したものとなっている。

斜め分岐している終端は3台トランスとなっており、耐塩皿がいしも1つ残っている。


また、ここでは、この斜め向かいに高圧配電線を分岐していることから、簡易型になったのかと考えられた。








上部の腕金の組み方、アームタイに長いアングルを使っている点、簡易型であるが構造は初代のFアームと同様である。


2265.水平配列の低圧配電線と途中までが白い支柱

 


東京電力管内では、低圧配電線の配列は、三相3線式の低圧動力線は3本中2本が水平配列で残った1本と単相3線式の低圧電灯線は縦型配列、三相4線式についても縦型配列と決まっているようだが、こちらは違った!


三相4線式だと思うが、ここでは珍しく水平配列となっていた。


奥の両引き留め装柱に低圧分岐箱があって縦型配列ができなくなったため、やむを得ずそうしたのかと考えられた。



それからだが



何故か手前の基本形の支柱は、途中までは白色に塗装されていた。

逆に目立つと思うが・・・




最後に1本目野反対側~w