この道路では大型サイズの初代のFアームの他に
腕金の本数を極力減らした簡易型の初代のFアームも見つかった。
それはといえば、唯単純に長い高圧用腕金を上下で固定したものとなっている。
| 斜め分岐している終端は3台トランスとなっており、耐塩皿がいしも1つ残っている。 |
また、ここでは、この斜め向かいに高圧配電線を分岐していることから、簡易型になったのかと考えられた。
上部の腕金の組み方、アームタイに長いアングルを使っている点、簡易型であるが構造は初代のFアームと同様である。
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東京電力管内では、低圧配電線の配列は、三相3線式の低圧動力線は3本中2本が水平配列で残った1本と単相3線式の低圧電灯線は縦型配列、三相4線式についても縦型配列と決まっているようだが、こちらは違った!
三相4線式だと思うが、ここでは珍しく水平配列となっていた。
奥の両引き留め装柱に低圧分岐箱があって縦型配列ができなくなったため、やむを得ずそうしたのかと考えられた。
それからだが
何故か手前の基本形の支柱は、途中までは白色に塗装されていた。
逆に目立つと思うが・・・
左側へ高圧引き込み線を分岐するのならば、右側の配電柱からの方が近そうだが
そこでは連絡用の開閉器が付いているため、高圧引き込み線の分岐はできなかったようだ。
ということで、1本離れた隣接配電柱よりCVTケーブルを使って高圧引き込み線を分岐することにしたようだ。
しかし現状は、高圧引き込み側も停止しているようだ。