2021年3月14日

2084.架空地線キャップから支線下りる。

ここからは墨田区での撮影

場所は墨田区役所付近 



本線の架空地線については既に廃止となっているが、ここでは珍しく架空地線キャップから支線が下りたものを発見!

架空地線というのは、下を通る配電線を雷から守るために張られるためのものであるが、正直玉がいしごときで落雷被害を防げたのかどうかが疑問である。w

まぁでもそこは、支線は流れず接地線を通って地中へ放電されるかぁ・・・




なお、鉄筋コンクリート柱自体の年式については1962年(昭和37年)であった。

大体こういうものは、旧式じみたもので見かける。


反対側はこんな感じで!w

ちなみにだが、架空地線キャップより支線が下りたものに関しては、他にも練馬区でも見たことがあるが、そっちは撮影に至っていない。w
ここまで高いマンションがあると、直撃雷による被害は皆無に等しい。

だが、誘導雷はどうだろうか・・・


さらに横写真を!




2083.4連高圧耐張がいし!



 こちらは台東区!


ジャンパー線支持に6号中実がいしを使用した旧式であるが、右側については、2回線とも真ん中の一部の高圧耐張がいしは、珍しく4連結となっている!

そもそもここは、こんなマンションの多い都会の中、2回線の高圧を張ったもんが今時残っているというのが珍しかった。

銅線の使用がメインだった昔は、下町でも2回線の高圧を張るのは当たり前だったがのう。

大容量のアルミ線となった近代では、中々東京都心や下町では、2回線の高圧配電線は見かけない。w



反対側はこんな感じ。


そしてこれは、鉄筋コンクリート柱の製造銘板によるが、6号中実がいしの年式については、大体1972年頃と見てよさそうだ。

昭和47年か

6号中実がいしの年式については、昭和48年前後が多い。


2082.多方向分岐

 2021年3月14日、この日はまず南千住、その後は台東区と墨田区、最後は木場の方へ向かうスケジュールとなった。




ここでは本線にまず離隔腕金を使用、正面分岐は離隔腕金に付いた水平腕金より分岐



さらにその右側背後には、Dアームを使って、垂直分岐

いや、そこはラインスペーサーを取り付けたものであるから三角分岐ですな

そこから撮るとこんな感じ。




ちなみにこちらの1本については、東京メトロ日比谷線の高架部からもうかがうことができる。^^
TXからは見えないかなぁ

2021年3月10日

2081.やり出しの開閉器装柱で1つの高圧耐張がいしは柱側で固定

 


全ての高圧配電線を片側へ寄せたやり出し装柱となっているが


ここでは珍しく、手前側の左側1つの高圧耐張がいしだ。

それだけが仲間はずれになる感じで、柱側に寄せて取り付けてあった。



おまけ


やれやれ、猫にまで睨まれるとはわなw

縄張りに入るなってかw

もしくは我が家で買っている犬の臭いが靴からして、嫌気がさしたとか?かなぁ

「エーっだ!」w

2080.トンボ腕金と重なるDアーム


 Dアームで高圧配電線をほぼ直角に振り分ける場合は、もう1つ追加で補強用として取り付けることがあるが


こちらについては、片方の電源側の高圧は水平腕金による引き留めとなっていて、その状況下で2つのDアームが見られたから少し不思議な感じがした。


なお、補強用としてあるDアームについては、変圧器への高圧引き下げ線を支持しているトンボ腕金と重なるような感じで取り付けられている。



おまけ


変圧器については結構錆びており、亡霊のように見えるのであった。w