2021年2月28日

2074.大きく不均等配列となったクランプがいし



これは、鉄筋コンクリート柱の世代交代後で稀に見かける光景だ。



クランプがいしの配列についてだが、ここでは2回線とも中央のクランプがいしを柱側へ寄せたようで、大きく不均等に並んでいるのがわかる。

以前は恐らく、大きく空間の空いた箇所に、世代交代前の古い鉄筋コンクリート柱があったのだろう。



最後に!




歩道橋の上より反対側を!w

2073.離隔腕金の背後に現役の高圧引き込み用の終端箱(新旧混ざる。)

これはこれで、新旧入り混じった珍しい光景を発見!


高圧配電線の支持については、今流行りを離隔腕金を使用しているが、裏の建物は相当古く、またその高圧引き込み用で使われるケーブルヘッドもずっと当時物で残りつけたようで、古い終端箱が残ったままだった。
離隔腕金の登場は2003年頃であるのを確認しているから、終端箱との歳の差は大体30年ぐらいかと思われた。w


反対側はこんな感じ。
以前は賑やかな商店がであったことがうかがえたが、今はシャッター通りとなっているようだ。



開閉器の引き紐は入の意を記した赤い方が下がっているから、終端箱は現役であるのがわかる。

終端箱については、外側にケースのない鋳鉄むき出し仕様となっていた。
なお、こちらの製造年については、ブッシングより1974年(昭和49年)製であるのが見て取れた。

ちなみにここではもう1つ!

随分前に使用を終えたと思われる使われていない外側にケースのある終端箱も確認できた。

新しい柱に残っていたことから、処分に手間がかかるようにも思えた。

よくこの手のものは使用を終えた後でも、柱上にずっと残っているものを見かける。

おまけ投稿



以前はNHKの天気予報画面でよく映っていたのを見た水戸のモニュメント

内部は展望台らしい。




2072.上段回線は大きくUターン

 


ここでは2回線のうち!


上段回線のみを大きくUターンさせた振り分け引き留めを発見!

通常ならば空中分岐か水平配列のまま高圧を振り分けると思うが、ここは用地がないため、ラインスペーサーを取り付けながらの振り分け引き留めになったように思えた。


ここからは先は、遠方用に張ってあった上段回線が活躍!


それとの枝分かれ箇所のため、珍しい構成となった模様


2071.低圧引き留めがいしを内側へ取り付け




ここでは


低圧用腕金に、現場で組み立て式の手作り仕様の低圧用腕金を使用したものとなっているが

珍しく?低圧引き留めがいしが内側に向けて取り付けられていた。

普通、引き通しで取り付けられる低圧引き留めがいしは、道路側へ向けて取り付けるのが基本である。


見た感じ


奥の方もそのようである。