2020年12月22日

1921.2重の銀ピカ支柱

ここまで来たのは、かなり久しぶりだ。
最後にここまで来たのは、東武に準急があった時代だ。
今も一応その種別はあるか・・・







行田にも初代のFアームがあるということで、今回は秩父鉄道の持田駅から現場まで、ひたすら歩きの撮影となった。

(秩父鉄道では、Suica,Pasmoと1000円札以上のお札は、券売機では使えないので、小銭が必要)



秩父鉄道に乗ったのは20年ぶりぐらいだ。
小学生の頃だったか、自然教室みたいのに参加して、武州中川まで乗った覚えがある。
そして途中駅、やはり小前田駅でかなり周囲のテンションが上がっていたのも覚えている。w
「お前だ。」とか、周囲に指をさされたっけ・・・ww
かなり前の話だ。


その前に!

最近では郊外でも鋼管柱の新設を多く見かけるようになった。
2019年の台風被害が絡んでいるのだろうか


ここでは2重に重なった鋼管仕様の支柱を発見だ!


2重になっているのは、配電柱の移設後に、再び元の定位置(設備更新前の位置)に戻すからである。

埼玉はよくこの方式で、配電柱の世代交代を行う例が多い。

2段階移設と言った方がわかりやすいだろうか


2020年12月21日

臨時投稿:高圧枝がいしと茶色の玉がいし

 今回は非常に珍しい高圧がいしを入手した!


昭和30年代頃まで、変圧器への高圧引き下げ線支持用として使われていた「高圧枝がいし」である。

それもこれは、かつての木製電柱時代に多いに普及していたことを思わす、曲りねじ込み仕様である。

製造会社は那須電機鉄工製であるが、製造年の印字はなかった。


これは高圧がいしであるから、磁器部分とボルトはセメントで接着されているが、それはややこぼれているのも見えた。


どうやら使われることなく、ずっとデッドストックとなっていたようだ。

そのおかげで、錆びひとつない。


他には、戦前に普及していたと思わしき、茶色の玉がいしも

2020年12月20日

1920.Fアームで横斜め分岐

Fアームを使って、高圧を分岐する場合は、その正面かその背後の鉄筋コンクリート柱に、直接その分岐の腕金を取り付ける例が多いが、ここは違った。


分岐の腕金であるが、ここでは斜めにして取り付けているのが見えた。


その腕金は真新しく、最近増設したようだ。

Fアームとしてはあまり見かけぬ構成である。 




大分歩いて・・・


今回の撮影は、これで以上となった。


今回は、高座渋谷駅から海老名駅まで、ひたすら歩きながら巡るという、ダイエットにはうってつけの撮影となった。

(いや、電柱撮影の時は、いつも遠くまで歩いてるだろw)

1919.背後に4つ目



自動開閉器を取り付けた高圧配電幹線の立ち上がり箇所で、普通に変圧器への高圧引き下げ線を引き下げてしまうと、それを支持するトンボ腕金がケーブルヘッドを取り付けるバンドなど、色々なものが干渉してしまうから(特にこれは高圧が2回線であって、さらに変圧器は2台あって、高圧引き下げ線が合計4本ある場合に適用される。)、その場合は、電柱に沿って、ケーブル仕様となった高圧引き下げ線を引き下げるために、普通の絶縁電線をケーブルに変換する「スリップオンがいし」が使われるが

(その取り付け例もまた、本線の引き通しやジャンパー線を支持する箇所に取り付けるなど、さまざまなものがある。)


配電幹線(高圧)の立ち上がり箇所、もしくは電線路の途中にある自動式開閉器を備え付けた箇所では
スリップオンがいしを取り付けるものもそれなりに見かけているが、ここは・・・

ここはその取り付け位置が変わっていた。



こちらは片側の高圧の停電時(故障時)に備えてか、配電用変電所から立ち上げた直後のケーブルヘッドの先、それから自動開閉器を超えた直後から、それぞれ2本ずつ変圧器への高圧引き下げ線を取り出しているようで、合計4つのスリップオンがいしを取り付けているのだが、その取り付け位置が変わっていた。

腕金を建物側へ向けて取り付けているのが見えた。


なおここでは、その4つのスリップオンがいしが、まるで背後に4つ目があるかのように見えたのだった。w

6つ目ならぬ4つ目モンスターである。w


1918.Fアーム・低圧のみ

 Fアームというのは、高圧、低圧揃えて、片側へ配電線を寄せるのが特徴であるが、こちらのFアームは違った。




クランプがいしなどがないから、何か違和感を感じた。

高圧はなく、低圧のみ支持されていた。

今なら普通に低圧用の大型サイズのDアームで避けさせるはずだが、ここは将来、高圧を増設するようなことも考えられていたのだろうか

次の低圧のみの引き留め柱も、一応高圧を支持できるスペースがある。