2020年12月20日

おまけ投稿:引き込みで現役の終端箱

富士と一緒に撮れそうなポイント発見!

 この日の最大の目的の撮影は、これだった。

そう、引き込み用として未だに終端箱が残っているのである。


終端箱は、黄色の四角で囲った装置だ。

今でも現役であるのが珍しい。

この手のものは、昭和45年(1970年)前後に普及していた。

早くて昭和初期にはあったらしいが、それとはまた形も違うのだ。

当初は終端箱ではなく、「でんらん塔」とも言ったらしい。





とりあえず、撮れそうな場所からは全て撮っておいた。w

(今、HPの容量が不足しているから、容量が無限大であるこちらのブログの方に沢山出しておこう。w)

どうやらここは、たまたま私道沿いに残ったから、交換されずに偶然残ったようだ。




1915.上部中央固定の腕金、下段Fアーム

 

2回線の高圧配電線を張ったもので、上下で違った種類の腕金のある構成


特に下段のみFアームとなったこの構成もまた中々見かけぬ。

ここはたまたまカーブを振っていたため、こうなったようだ。

下段はFアームで腕金を伸ばしておいた方が、カーブを振りやすいのだろう。


1914.やたらと背が低いもの

 配電柱の高さというのは、大体16メーターのものが多いが、ここは違った。




付近に軍事用の空港があるためか、↑こちらはやたらと背が低くなっていた。


後ろのピンクの住宅のある道路沿いに立つものと手前側にあるものとで比較をすると、背が低いのが見て取れる。


黄色で囲ったものが背が低いものだ。

人通りが多かったため、歩道橋から撮影した。w

反対側もご覧の通り



こちら側もやたらと背が低くなっていた。




付近にあった軍事用の空港はこんな感じ。


付近はなるべく建物も建てることができないみたいで


眺めもよかった。

1913.上部のトンボ腕金は完全省略!

 

この感じであれば


もう1本上部にもトンボ腕金があってもいいように思えるが


ちょっと狭すぎたためか、ここは上部のトンボ腕金については、完全省略されていた。

1912.丸型変台があるが、トンボ腕金ならぬ1本腕金で高圧引き下げ線を固定

2020年12月20日、この日は小田急江ノ島線の高座渋谷駅から小田急小田原線の海老名駅にかけて残っている古いタイプや珍しいタイプの撮影へ向かった。




計算では高座渋谷駅から海老名駅までひたすら歩いたこととなる。w

10キロ以上歩いただろうかw

当然のことながら、電柱は様々な場所にあるので、遠回りして海老名駅を目指す形となっている。

最近ではコロナ太りしてるから、これは誠にいい運動になった。ww

最近お腹出ちゃってねw



さて、ここではこんな珍しいものを発見だ。


直付けが登場する数年程前までは、トンボ腕金を使わずに1本の腕金で変圧器への引き下げ線を支持する例もあった。

また、この当時は、変圧器もまだ土台が必要なものも多かったから、土台は高圧カットアウトが支持できる細長いアームと一体型となった仕様もあった。


なお、ここではそれだけでは補強が不十分なためか、変圧器のすぐ上にももう1本腕金があるのが見て取れた。

続いてこちらは次のものだが、ここでは低圧本線よりも上部に丸型変台を施設して、そこにダブル変圧器を設置しているから、1本腕金は1本で済んでいる。