2020年12月16日

1910.単一腕金で架空地線を分岐

 

架空地線の分岐を行う場合は、腕金を使用した旧式であれば鳥居型を使用する例が明らかに多いが、ここは違った。


単一の1本腕金で架空地線を分岐していた。

ここでは短い高圧用腕金を使用していて、その状況下で鳥居型を取り付けるとなるとその腕金と干渉してしまうため、例外として1本の腕金で架空地線の分岐を行った構成になったのかと思われた。

なお、こちらの撮影は千葉や山梨ではなく、東京都東大和市の芝中団地での撮影となった。

東京都内にこの短い腕金があるのは珍しい。ここは古くから偶然残ったのだろう。

ちなみに付近には、同じ短い腕金を使ったものによる「がいし2連」の旧式もあった!


2020年12月13日

1909.変圧器前受けで引き留め

ここでは珍しく

2台の動力用変圧器を正面へ配置したものを発見!



後ろの建物を避けるためにそうなったのかと思われた。

なおこれは、東北電力式の変圧器の取り付け方でもある。


反対側はこんな感じ。

1908.CVTケーブルで分岐する場合も区分開閉器は省略

 


高圧引き込み線の分岐についてだが


最近ではCVTケーブルで高圧引き込み線を分岐する場合も区分開閉器の取り付けは省略しているようだ。

まぁあっても不思議ではないか


こういう構成は中々見かけないから掲載に至った!

引き込みの区分開閉器については、柱ごと設備更新した際に取り外したようだ。

おまけ投稿:岩槻の初代のFアーム

 2020年12月13日




この日は岩槻へ出かけちゃった。



ここではこれが撮りたかった!



埼玉にも一応、幅の広い東京仕様の初代のFアームあんだな!


なお、年式は1969年のようだった。

昭和44年か


続いてコン柱の銘板も見てみたが、こちらは文字が消えており見えなかった。

2020年12月4日

1907.緑化電柱

こちらは

小型サイズのDアームを使って高圧を振り分けているが

支線から蔦が上がってきているようで、それがまるで緑化電柱のように見えたのだった。

しかしこれは危機的状態

被覆を剥いである箇所に蔦が侵入すればショートしてしまう。


おまけ


この日は美園線の旧鉄塔を巡っていた。


↑美園線の懸垂がいしは当時物の旧鉄塔では古いものが使われており、外ヒダが一回り突き出ているスモッグがいしとなっている。

かつては農村地域や化学工場を通る箇所、もしくは塩害地域などで大いにこの種の耐霧がいし(スモッグがいし)が使われていたが、最近では外ヒダは突き出さず、内部を深溝構造とした耐塩懸垂がいしが主流になりつつある。


なお、美園線は当時物の送電塔の年式は昭和35年とあった。

1960年か


そして最後は、埼スタ付近の美園線の送電塔を撮影していた。

なお、ここはサッカースタジアムがある通り、周辺への環境調和対策として、緑に塗装されたものが多い。この箇所の送電塔についてはもちろん建て替えられている。


それにしてもあの色だと、「逆に目立つよな。何が環境調和なんだろうな」

という話を、前に送電工事業に勤めていた時に聞いたことがある。w

だよなw



埼スタは誰もいなかった。


当時はまだ小学生だったから、埼スタには行けなかったが、このスタジアムができた時は、凄かった思い出がある。

世界ワールドカップのサッカー中継を見ていた思い出があるなぁ

あん時はまだここまで電柱に没頭していなかった。w

というかできんだろw



建て替え箇所の年式は平成10年とあった。

平成12年が2000年だから1998年か


さぁそして!

最寄り駅である浦和美園駅も初めて来たぞ!







今回はここから帰った。