2020年12月16日

1910.単一腕金で架空地線を分岐

 

架空地線の分岐を行う場合は、腕金を使用した旧式であれば鳥居型を使用する例が明らかに多いが、ここは違った。


単一の1本腕金で架空地線を分岐していた。

ここでは短い高圧用腕金を使用していて、その状況下で鳥居型を取り付けるとなるとその腕金と干渉してしまうため、例外として1本の腕金で架空地線の分岐を行った構成になったのかと思われた。

なお、こちらの撮影は千葉や山梨ではなく、東京都東大和市の芝中団地での撮影となった。

東京都内にこの短い腕金があるのは珍しい。ここは古くから偶然残ったのだろう。

ちなみに付近には、同じ短い腕金を使ったものによる「がいし2連」の旧式もあった!