2020年10月18日

1837.ミニアームで片側のみの支持


このアームについては、中部電力管内でも見かけたような気がするが
(確か岐阜の大垣の方で見た。)



今回発見の東北電力管内では、片側はアームタイようなもので固定し、1回線のみの支持が可能となったものを発見!

1836.小さなFアームのようなもの

 赤倉温泉付近は、本当に変わったアームが多い。

さっきの死線の真向かいで発見した。



これはFアームといえよう構成だろうか?

どちらかといえば、赤倉温泉へ向かう途中の山道で見かけた構成である。

これの長いバージョンといった感じだろうか

反対側はこんな感じ。
右側にそのアーム!


ここでは付近でももう1本同種を発見できた。

ここでは高圧配電線の引き通しをするとともに右側では高圧引き込み線を分岐

その左側では普通の1回線分岐といった感じだった。

1835.ここより死線


ここで発見のものは、「お前はもう死んでいる」というやつだ。w


私は北斗の拳世代ではないからよくわからないが、そういう台詞があるらしい。w

なお、こうした死線というのは、全国的に見ても安全面のためかちゃんと撤去される例が多いが、ここでは死線となった高圧配電線が残っていた。

写真右側の縦型装柱であるが

ジャンパー線がない通り、この先は死線となっている。




死線というのは送電線では稀に見かけるが、こうした配電線で死線を見る例は中々ない。


死線を張った廃電線で、こちらはもう一方の引き留め側である。
横はこんな感じ。

死線区間の廃電線については、設備的に見ても大分古そうである。

設備が少し古いためか、ここでは縦型配列というよりも普通の水平配列となっていた。

なお、高圧耐張がいしの先端にはカバーはない。
とはいえ、東北電力管内では小容量の配電線に限っては、稀に高圧耐張がいしのカバーを省略している例もある。

さて、ここは年式が見れそうだったので確認していく。

プレートには共架の文字発見
どうやらここでは死線以外に電話線類なども併架しているようだ。
死線はバランス維持のために残したとも言えそうか?


プレートには年式の記載がないので

やはりここを確認する。

見ると1979年とあった。やはりその年代か

それから、第二次スキーブームとも重なるか・・・

続いて反対側はこんな感じである!w


ご覧の通り、ジャンパー線がない。

左手前の死線区間のすぐ下には1本の支線が確認できるが、それでも死線は撤去しなかったらしい。



引き留め部を含んだ反対側写真はこんな感じとなった。

古い設備で高圧耐張がいしのカバーがないので、やや寂しい感じである。


1834.豪雪地域特有の頑丈仕様の角型Cアーム? その2

 

手作り仕様のFアームの次では

再び角型のCアームを発見!
ここではいずれとも両引き留め箇所での使用となっていた。

1833.その奥ではFアームの頑丈仕様のようなもの!

 

豪雪地域特有仕様の角型Cアームに引き続き!


その次では、現場で腕金を組み合わせて作った、頑丈仕様のFアームのようなものも発見できた。

サイズについては、それぞれ腕金が短いものと長いものが見つかった。


ここでは奥の方が腕金が長くなっており、凄まじい感じである。


なお、高圧配電線の配列については、いずれともCアームをアレンジしたのだろうか、逆三角配列となっている。

豪雪地域では、普通の三角配列よりも逆三角配列の方が効率がいいのだろうか?