2020年9月9日

臨時投稿:中実耐張がいしを入手!



今回は、東北電力管内で使われている中実耐張がいしを入手した。

製造メーカーは日本ガイシさんの製造品

製造年は2007年(平成19年)9月製である。



中身に空洞がないのが中実がいしである。

普通の高圧耐張がいしを比較すると、こちらは少し頑丈そうに思えた。


臨時投稿:ラインスペーサー


今回はかなり珍しい、東北電力管内で使われているラインスペーサーを入手した。

送料込みで1万円ぐらいだった。

製造年は1992年(平成4年)製で、製造メーカーはエナジーサポート社である。

裏面はこんな感じ。

臨時投稿:1934年製の懸垂がいし

 


今回は、1934年(昭和9年)製の懸垂がいしを入手した。

コッタボルトと割りピンはなかった。

サイズは標準型の254mmである。

このサイズは主に、地方では7万ボルトや6万6千ボルトの送電線で使われる。



製造メーカーについてだが、こちらは日本ガイシさんの製造品である。

Tunnel Kilnの文字は、トンネル釜で焼かれたという証である。

いずれとも現在製造の懸垂がいしでは見慣れぬ表記である。

なお、メーカーのロゴについては、三相交流のスターデルター結線をイメージされた、昔のロゴとなっている。こちらのロゴについては、1980年代頃まで使われていた。

ちなみに今の表記は、電車やテレビ広告で目にできる、NGK表記である。


地震で落ちたり割れたりしないよう、しっかりと収納ボックスに入れておいた。^^

2020年8月29日

臨時投稿:内陸部でもジャンパー線支持に耐塩ピンがいし

 えっ?


練馬区にジャンパー線支持に耐塩ピンがいしを使ったもんがあるぞ!

と思ったが、これは単に耐用年数稼ぎを目的に採用したように見られる。


今では多少の内陸部でも、変圧器への引き下げ線支持は、耐塩高圧ピンがいしの使用がメインとなっている。


↑しかし1980年代じゃ、既に今の10号中実がいしは登場している時期になるがなぁ

銅線を使用しているから、耐塩ピンがいしの使用したとも言えそうか

反対側はこんな感じ!


 高圧配電線の振り分け引き留め箇所に耐塩ピンがいしが1つと言った感じだった。



こうして、今回の撮影は終了となった。
今回は、猛暑の中、マスクしながら豊島園駅から富士見台駅まで歩いた計算になった。w

よく歩けたよww

1813.更新しても中央のみ引き留め


三相交流3線式高圧配電線が張ってあるもので


中央のみ引き留めというのは、旧式で多かったが


ここでは更新後も引き続き、中央のみ引き留めを活用することにしたようだ。


なお、更新前の格好については、架空地線は1本腕金で支持し、高圧絶縁電線は銅線を使用

(昔は内陸部(練馬)でも高圧絶縁電線は銅線の使用が多かったが、最近はアルミ線がメインのようだ。)

変圧器はダブトラで変台付きのものだったらしい。

しかしやっぱり、架空地線がないとどこか寂しい感じがする。

鳥居型はやっぱりあった方がいいな


さて、年式の確認だ。


年式はどうやら1969年のようだった。

とはいっても、これは更新前の年式になるわな


反対側はこんな感じで!

中央のみ引き留めは、元々単相交流2線式高圧配電線だった箇所を途中まで三相化したい場合で適用されていた感じだろうか

ここの場合は、後から動力用の三相変圧器を増設したいがために、三相化したようにもみえる。


後は、両側を引き通しにすることで、高圧がいしの節約もできたという感じか

ま、それは昔の高圧ピンがいし時代に限った話になるが・・・

今はクランプがいしの方が高価であるから、中央のみ引き留めはあまり見かけないのかもしれない。



変圧器、それから変圧器への高圧引き下げ線の施設方法も、時代の流れによって、大分簡素化されている。