2020年6月20日

1779.2回線のFアーム装柱で上段のみ開閉器があるタイプ

 2回線のFアーム装柱で、上段のみに開閉器のある光景


これも中々ないぜ!w




反対側はこんな感じで!



おまけ

その先では、同じくFアームで柱上変圧器を横受けに配置したもの発見!

さらにその先では、現存するものとしては非常に珍しい激レア構成発見

これも本来ならHPにある旧式の特設ページに掲載するものべきであるが、最近になり、どうもHPの方は、使える容量が減ってしまったので、こっちにも掲載するに至った。w

反対側に関しては、青空背景に撮ることができた。
この日の撮影は、途中から雲が増えた。
何が珍しいのかというと

2回線の高圧が張ってあって、そのうちの最上段回線のジャンパー線支持に、旧式の高圧ピンがいしを使っていることだ。

なお、下段の高圧については、後から増強されたものなのか、そちらのジャンパー線支持に関しては、普通に10号中実がいしとなっていた。


それから、腕金を伸ばして分岐なんていう構成も珍しいね


さて、年式の確認だ。

勿論、電柱番号札には年式の印字まではないので銘板を探してみるが、それも本柱では見えなかった。

なお、支柱の方の銘板は見えたので、そっちを見てみた。

多分、施設当初から支柱はあったことだろう。

年式はどうやら1981年(昭和56年)のようだった。

大体、ジャンパー線支持に高圧ピンがいしを使用した旧式の普及時期と言えば、1970年代頃だと思うが、こちらはそれに比較して若かった!

1778.珍しい構成!

 

ここで気になったのは奥のものである。

写真中央のがいし2連のある方だ。

ここでどうやら2回線が振り分けられるらしく

(うち、下段の高圧配電線にについては、分岐をしながら次のFアームへと続くが、Fアームにある下段の開閉器は連系用かと思われる。)

上部については、高圧用腕金を中央に固定した振り分け引き留めで、下段が高圧用腕金を抱腕金にしたがいし2連となっていた。

東電管内の設備では、2回線の高圧を張る場合は、2回線両方とも形を揃えることが多いので、これは珍しい。

1777.Fアーム通り その3

 

ここは本当にFアームが多い。


奥までぎっしりと2代目のFアームが立ち並ぶ。

まぁ一部はこれでもやはり離隔腕金はあるが・・・






1776.2回線のうち、下段は開閉器を逆向きで取り付け+反対側の高圧耐張がいしは内側へ!

あんな位置にカラスの巣があるのも気になるが、ここで気になったのは、さらに奥のもの!w


これだ!

2回線の高圧配電線を張ったもので、上部は2:1の基本形、次いでその下段が腕金を中央に固定した開閉器装柱となっているのだが

開閉器の取り付け位置が珍しい。ここでは建物側を向いている。

次いで、反対側の高圧耐張がいしであるが、それが何故かここでは内側に寄っていたのだった。

1775.Fアーム通り その2

ここは題して、Fアーム通りと言えよう通りである。 

ご覧の通り

ここでは2代目のFアームが溢れかえっていた。

山に囲まれた内陸部で、塩害の影響をほとんど受けないためか、かなりの量のFアームが残っている。


隅々までFアームを取り付けた装柱が立ち並ぶ。
今時現存するものとしては、これが非常に珍しい。
東京都内じゃ離隔腕金のパレードじゃw


ここでは分岐箇所のみ離隔腕金に更新されているが

その奥では
再びFアームが続いていた。