2020年6月14日

臨時投稿:がいしコレクション

 

今回は、現存するものとしては非常に珍しい!送電で使われる無ヒダ懸垂がいしを入手!!

入手品は、皇紀表記、皇紀2596年製=1936年製(昭和11年製・どうやらこの時代より、皇紀表記になった模様)

製造メーカーは松風工業社



ヒダがない理由については、単純に自然洗浄を目的としたことが、文献に記されていた。


ちなみにこのがいしの使用例は

こちらの写真は、2019年2月17日、足尾銅山にて撮影

足尾銅山ぐらいでしか見たことがない。

こちらの鉄柱であるが

丁度その左上に、似たような懸垂がいしを発見だ。

ここで赤く見えるのは、錆びかと思われる。

2020年5月24日

1768.三相用だけど単相として稼働の開閉器

ここは山道で奥に電灯需要があるようで、単相交流2線式高圧配電線が珍しく長距離となっているのだが

その区分開閉用として、ここでは珍しく、通常の三相開閉器が単相開閉器として稼働しているものを発見した!



この手の配電線用の開閉器については、元々は三相用であるが、特に単相として使用しても問題ないようである。

単相で稼働しているので、中央の電線については、電源側、負荷側ともにぶった切られている。


電源側方面はこんな感じ。
実はこの付近には、単相開閉器なるものがこちらを含めて、合計2本ある。

2020年5月17日

1767.レアな構成

 

ここでは

2回線の高圧配電線を張ったもので、レアな構成を発見!

 高圧用腕金の種類であるが、上部は離隔腕金で、その下段については、普通サイズの腕金を片端固定(やり出し)で取り付けた構成だった。

中々見かけぬ構成だ。

続いて、そのお隣では

引き通しバージョンを確認

1766.一斉移設!

配電柱が一斉移設(更新)される光景も、また珍しいのではないかと思い、撮影!

右手前については



鉄筋コンクリート柱時代は支柱があったようだが、更新後についてはそれはなくし、支線で引っ張るようにしたようだ。


なお、移設更新後については、やはりいずれとも、根入れ部分の4分の1を鉄筋コンクリート柱にして、残りの4分の3を鋼管にした新種の支持物となっていた。

2019年の台風災害の際、鉄筋コンクリート柱の被害が多かったため、ここではそれに備えて鋼管柱に更新しているとも言える感じだろうか?

それにしても、配電幹線での単相2線式低圧電灯線(100Vしか使えない線)の新設を見かけるのは、何年ぶりだっただろうか?
(新設というより更新というべきか・・・)

ここでは、低圧電灯線の需要が街灯ぐらいしかないせいか、珍しく単相2線式低圧電灯線の新設が確認できたのだった。

多分これは、普通の家が周囲にあったとすれば、単相3線式に切り替わることだろう。


↑ここでは離隔腕金でも、支持物に新手の鋼管柱を使用!

これは・・・

今時、支持物にコン柱を使った送電線とは、驚いたが、車を降りるのが面倒だったので、通りすがりで撮影したものだ。w


とりあえず、電線路名は抑えられた。

支持物の本数については、こちらは今は亡き利根浄化線の単一の柱とは違い、2本立てのH柱だった。
さて、続きを!w

一斉更新のようで、銀ピカが目立っていた。

いや、銀白世界というべきか・・・

そういえば最近では、低圧配電線の間隔も、最近新設(更新後)のものについては、大分狭くなっている。

これについては、近年、低圧本線よりも上部に変圧器を施設するのが基本形となってしまったので、そうしているように見られる。

ここでは単相3線式の低圧電灯線(100Vと200Vの両方の使用が可能)を施設したものを確認したが、その電線どうしの間隔は狭くなっている。




低圧本線よりも上部に変圧器を施設した基本形というのが、丁度こちらになる。↑

ぶれた・・・

それにしても、ここまでの数の鋼管柱が並んだ光景を見たのは、今回が初だな




↑こちらは上下で電線の太さが違う。
なお、この辺りについてはストリートビューを見ると、どうやら後から2回線化したように見られた。それで太さの違う電線があるのかと思われる。
↑元々、支柱付きだった箇所を今後は単一の柱にするということは、鋼管柱は従来の鉄筋コンクリート柱よりも丈夫だというような気もするが、どうだろうか?

一斉移設は続く!



ここでは2回線の高圧を振り分ける。

↑完全ピンボケしたが、どうやら鋼管柱でも架空地線キャップを取り付けることがあるようだ。

最近は電柱の頂に取り付けるものとしては、腕金が主流だと思っていたが(一部、アームタイもあり)、一応今でも架空地線キャップの新設(更新)は、あるみたいだった。

1765.支柱ごと鋼管に交換

 

こちらは珍しい。

どうやら最近、従来の鉄筋コンクリート柱から鋼管柱に設備更新したようであり、ここでは鋼管ごと交換していたのだった。w
それも柱はダブって2重にある。


恐らくこれは、定位置に戻すために2重の鋼管柱があるのかと思われる。

手前にある真新しい方が定位置に戻される方であろう。


おまけ

こちらは変わった地名である。


これには思わず、「ボボボーボボーボボ」を思い出した。

昔、そんなアニメがテレビ放送してたっけ?懐かしい。

私は、その世代頃の人間です。w