2020年3月15日

1751.最新設備で乗っかり続ける黄色文字表記の柱上変圧器!




うーん


これもどちらかといえば、一部は旧式の分類に入るんだが、面倒くさいからこっちで掲載しちゃえーーw
構成がレアということにする!w


というのがこれだ!

設備的には、最近更新したらしく、高圧配電線の振り分けにはDアームを使用したものとなっているのだが

柱上変圧器だけについては、珍しく古い!



最近では見かけることが大分減った、容量表示が黄色文字仕様となったやや旧型の変圧器が2台乗っかっていた。



なお、変圧器の容量については、いずれとも20kVAのようだった。





ここで古いのは、変圧器ぐらいだった。
新しい設備に昭和55年前後の変圧器!
不思議な構成である!

なお、変圧器への引き下げ方については、一風変わったもので、変台の前に小さなアームを出した箇所まで変圧器への引き下げ線を持ってきて、高圧カットアウトを通して引き下げておった。
この引き下げ手法については、2010年代初頭に一時流行ったが、今は変圧器は変台を使わず直接固定し、上部にこれまであったトンボ腕金も2014年からは省略化が進んでいるので、見かけなくなった。


次いで、最新設備の年式についてだが

最近建て替えられた配電柱については、電柱の建柱年の記載がある!
これは、2014年7月であった。

最近では、配電線と電話線と共架は当たり前なので、新共架の文字は見かけない。
その代わりに電力会社のエンブレム表記が見られるようになった。
こちらの方については、発送電の分離化前なので、テプコマークになっていた。

1750.元鳥居型ならず?鳥居型の腕金の間に小さな棒あり


ここでは、架空地線の支持に腕金を使った旧式が立ち並んでいるが!



この中で特に気になったのが、奥の方にある鳥居型である!






この感じだと

通常の鳥居型では、黄色〇で囲った位置に、小さな棒は固定されない。

元は鳥居型ならずであったかのような感じがする。
鳥居型の間に小さな棒みたいなもので固定されているのが見える。


ここでは高圧のすぐ下にある三相動力線(3本中2本を支持した)200V支持の腕金も
2つずつ固定した抱腕金だった。低圧ピンがいしは2連!



反対側はこんな感じである。



鳥居型の頂上にある水平に固定された腕金が真新しい。

頂上に横にしてある腕金だが、少し真新しいのが見て取れることから、これは元鳥居型だったのかと思われる。



年式については

電柱番号札、コン柱の製造年共々、確認することはできなかった。

こちらの写真は、2011年9月12日、東京都杉並区で撮影

最後に!鳥居型ならずというのは、こういうものである。



鳥居型ならずの腕金については、腕金間に小さな棒があるのが特徴である。

それで先ほどのものは、元鳥居型ならずに見えたのであった。


仮投稿:写真差し替えのお知らせ

東武スカイツリーラインの谷塚駅西口の目の前には!
(各停なら、日比谷線の電車からも見える。)



普段は2連までと決まっている高圧耐張がいしを4連まで取り付けた激レアが実在している!
これについては、過去に撮影済みだったのであるが、過去の写真だけでは、やや満足がいかなかったので、再びの近距離撮影を行った!
(ここの撮影については、駅前であって、人通りが多いので、堂々と撮れなったということもある。wT_Tだが今回は、マツコの知らない世界に出演したおかげで、堂々と撮れたのであった。はっはっはww)



よって、過去の記事で掲載済みのものについても写真の差し替えを行った。
最初に撮影したのは、2008年の12月のようだった。
高校生の時だなぁ
あれから12年が経過していたが、まだ現存しておった。

画像の差し替えを行ったリンクについては、以下にて!
https://gorondeener-denchuu.blogspot.com/2008/12/blog-post_6804.html

1749.トンボ腕金3段!最上部は高圧に近め!

変圧器への引き下げ線を支持するトンボ腕金であるが


ここでは中腹にある低圧がやや張り出しているためか、トンボ腕金が3段もあった。

なお、最上部については、高圧に近めである。

これなら普通に高圧用腕金にトンボ腕金を直付けしてもいいように思えるが、ここでは変圧器への引き下げと同時に、高圧需要家へ向けて高圧引き込み線の分岐も行っているためか、そうはしなかったようである。

1748.架空地線ごと張り出して交差点! その1

こちらの撮影は、谷塚駅付近となった。


うーん、これもどちらかといえば、旧式の分類に入るのだが、珍しい点もあるので、ここでも掲載しよう!

というのは!

上の方を通る太い3本の高圧配電線に合わせて、架空地線が張り出しているタイプだ!
埼玉県の草加市や越谷市では、架空地線キャップに腕金を取り付けて、雷からの遮蔽範囲を広げたものが目立つ。(←東京23区では、架空地線キャップに腕金は取り付けない。唯、その手のものは、腕金仕様なら稀にある。墨田区や江戸川区などの一部地域で確認している。)
なお、その手の年式については、やはり昭和55年前後といったところだった。

ちなみに少し前までは、国道4号バイパス沿いでも、東京都から埼玉県内に入った直後から、架空地線キャップに腕金を取り付けた構成が多数確認できたのを覚えているが、同バイパス沿いのものについては、東京側から見ると、独協大学通りまで、しっかりと無電柱化されてしまったので、現状は奥の方まで行かないと確認できなくなっている。(2020年現在)
(※国道4号バイパスが東武スカイツリーラインを超える箇所は除く。あそこは陸橋があって、歩道が狭くなっており、共同溝が掘れないのか、それとも、電柱が倒れても問題がないためか、無電柱化されていないゾーンがある。wちなみにそこでもいくつか、架空地線キャップに腕金を取り付けた同様の構成を確認することができるが、陸橋を超えた途端、東京側も埼玉側も無電柱化ゾーンとなるので、そこは注意願いたい。)



さて、ここは丁度


↑その高圧配電線の交差点となっているので、架空地線の支持の構成については、やたらと変わった感じに見えたのであった。

アップでもう1枚(撮り過ぎw)






交差点でこの手の構成を見るのは少ない。



さて、年式の確認を!

電柱番号札の方には、建柱年の記載がなかったので、鉄筋コンクリート柱の製造年を確認し、年式を確認する。
それは1984年を示していた。
やはり昭和55年前後だな