2020年2月24日

1733.まるでやじろべえ・両側に柱上トランス!



ここで気になったのは、左手前の配電柱



新たな手法を用いた変圧器への引き下げ方となっているが


その状況下の中で、両側に柱上変圧器を取り付けるとは、中々見かけぬ構成である。

この構成だとまるで、やじろべえのようにもみえる。



反対側はこうです!w




おや、奥にもまたもう1本レアなタイプがありそうだ。
低圧用腕金が大きく突き出ている。
とまぁ、反対側の撮影も行って気が付くこともあります。w
それについては、次の投稿で掲載しよう!



まけ

隣接配電柱では


高圧用腕金に鳥避けの棒を取り付けたものを発見!
2本の腕金を並べた箇所は、鳥の巣ができやすいので、ここでは棒の取り付けの徹底ぶりがうかがえる。

1732.H柱で完全引き留め!

配電線が川を横断する場合は、2本の配電柱を用意して、そこに電線を張って川の横断をさせるが(そうした支持物をH柱という。)


ここでは、そのH柱を使ったもので、完全に配電線が引き留めとなっていた!


これだと、かつては普通に配電線が川を横断していたと思うが、最近では、橋と一緒に配電線類を通すことが増えているようなので、それは廃止したように見られる。



なお、高圧用腕金を支えているアームタイについては、旧式のアングルを使用
詳細な年式の確認まではできなかったが、そこにアングルがあるということは、昭和45年前後のものかもしれんなぁ

おまけ



実はといえば、さっきのH柱による配電柱は


こちらの奥の桜を撮影したふりをして撮影しておった。w
(またそれだけ撮ってるとよ、じろじろ見られっからよw)

1731.幅狭の内寄せで引き留め!!



ここでは

ある学校へ向けて高圧引き込み線がここから張られているんだが

気になったのは、その高圧引き込み線の受け側!


ここでは珍しく、引き留めの高圧耐張がいしが内側へ寄っておった!

後付けされたPAS(:Pole Air Switchの略で、高圧需要家側に設置される区分気中負荷開閉器の意)の取り付けが絡んでいるというわけではなさそうだが・・・かつては周囲に木々でも生い茂っていたのだろうか
ちなみに、PASの取り付けについては、現代仕様の長さ1800mmの高圧用腕金を別に用意して、そこにPASを取り付けておった。
ちなみに、内寄せされている高圧耐張がいしが取り付けられている方の高圧用腕金の長さについては、旧式の長さ1500mmである。
1500mmで高圧耐張がいしを内寄せとなると、さらに電線間の間隔が狭くなってしまうと思うのだが、普通に気にせんかったようだ。

1730.Fアームで出目金w


高圧配電線の引き通しの高圧がいしについてだが
この辺の配電線路は、以前は2回線であったかのような形跡あり
今張られている高圧配電線の上部には、大きな空間がある。
ここでは、変圧器への引き下げ線を引き下げるために、両側にスリップオンがいしを取り付けたものとなっているのだが


両側のみ大型のがいしとなっているため、出目金のように見えた。
なお、中央の高圧がいしについては、普通にクランプがいしである。

ここでは各がいしの大きさの比較もできる感じであった。
スリップオンがいしについては、クランプがいしよりかなり大型の高圧がいしであることがわかる。

1729.やや不均等配列


 さぁここからは、新松田駅付近での撮影だ。

こちらは、全ての高圧配電線を片寄せさせたやり出し装柱となっているが


そこに並んでいるクランプがいしの配列については、やや不均等配列のような気がする。




反対側はこんな感じで!

あら不思議
反対側だと、不均等に並んでいるようには見えない