2020年2月23日

1712.開閉器装柱で腕金を伸ばしてがいし型変流器を取り付け!


平成初期~中期にかけては、開閉器装柱のそばで、がいし型変流器を取り付けたものが目立ったような記憶があるが!


↑最近は特に、こういうものは減少傾向にあるような気がする。

がいし型変流器については、このように開閉器装柱のそばにこれは取り付けられる例が多いから、上記写真のように、開閉器装柱から直接腕金を伸ばして取り付けるか、開閉器装柱の隣の配電柱に取り付けるかの2通りがあった。
ちなみに、がいし型変流器の用途についてだが、これは地絡の検出のために(いわばこれは、どこの配電線の区間で事故が起こっているのかを検出するためにある。地絡が起きれば、電柱の下の方にある円形の装置が点灯し、事故区間を教えてくれるのだそうだ。)取り付けられていたようだが・・・
最近、私の地元の電柱では、すっかりそれがなくなった箇所を確認している。(←クランプがいしに交換されていた。)

ということで、今ではレア電柱として掲載しておこう!


おまけ投稿:開閉器は自動化されているが、耐張がいしは古そうだぞ~


こちらは


送電線の下を配電線が通過するため、一旦、高圧の配電幹線を引き下げている地点となっていて、区分開閉器を取り付けている引き下げバージョンの開閉器装柱で、その開閉器自体は真新しく自動化されたものとなっているが


高圧耐張がいしについては、恐らくこの配電柱の建柱当初から使われているようで

耐張がいしには、三相交流のスターデルター結線をイメージした日本ガイシさんの旧ロゴが見えました。


ストラップが尖がるように長かった!
ストラップが長いのは古い証拠です!

反対側はこうです!w



恐らく高圧耐張がいしの年式については、昭和42年頃のものであろう。
(もうなんか、見ただけで大体の年式を判別できちゃいますねw)


唯、ここは交通量が多いので、明確な製造年確認はできなかった。w




さて、北浦和駅や与野駅で撮影を終えた後は、再びの蕨駅へ向かった!
そこは昨年夏に巡って、猛暑で完全に巡れ切れていなかった箇所があったのだった、今回はその撮影へ向かう。w

1711.伸ばして引き込み!


恐らくこれは、小さなマンション向けのサービストランス装柱かと思うが
(東電管内では偶に、都市型変圧器を使ってサービストランス装柱を行っている箇所がある。)

ここでは珍しく!

その引き込みの高圧配電線を腕金を伸ばして引き留めておった!

仮投稿:10年前の投稿で、再撮影のため、写真の差し替えを行ったページあり!

2020年2月23日
この日の撮影は、10年前の過去の記事にて、再撮影を行った箇所がありまして、下記のページにて、写真の差し替えを行わさせて頂きました。


リンクはこちらです。

1710.配電線の交差点で単相交流の配電線も追加で分岐!

ここでは、引き通しを交えた配電線の交差点となっているが



後で単相交流2線式配電線の分岐も追加したようで








←ラインスペーサーを取り付けた分岐線も張られていた。