2020年2月11日

1693.後ろから引き下げる!以前は奥にも配電線が続いていた!?


この感じだと

以前はもっと奥へ高圧配電線が続いていたのか、それとも、続く予定だったのだろうか?

高圧引き込み線の引き下げ方についてだが、区分開閉器が設置される場合は、配電線の引き留めてある方とは逆にして、高圧引き込み線を引き下げている光景をよく他では見るが、こちらは違った!

わざわざ引き留めてある側にケーブルヘッドを取り付けて、高圧引き込み線を引き下げていた。
支線が関連か?

なお、ここでは、電柱番号札の他に

高圧引き込み線があるということを示す、引込用ケーブル立上柱の表記発見!
(黄色表示は古そうだ。)
つまり、通常の電線仕様でないケーブルによる立ち上がりがここにあるということでよさそうだ。


それから、こちらは通常とは逆方向からの引き下げとなるので、高圧用腕金には、リード線支持の高圧ピンがいしが余計に3つ多く、取り付けられていた!

この感じだと、ジャンパー線支持用の高圧ピンがいしであったかのような感じもするが、果たして・・・

1692.がいし2連と手作り仕様の低圧用腕金が一緒に取り付けられたレア構成!


今回発見のものは
構成が珍しいものである!

ここではやや配電線がカーブしているので、全ての高圧配電線を片側へ寄せたやり出し装柱となっているのだが、高圧配電線の引き通しについては、がいし2連である。
なお、下の方には、大きく突き出させた手作り仕様の低圧用腕金もある。


おまけ



付近を流れていた玉川上水です!

1691.役目を果たした避雷器だが、取り付け方が珍しい



配電線の雷害対策については、昭和45年頃~については、架空地線と避雷器の併用で雷害対策を行っていたが、どうやら近年は、本当に配電線に直接落雷があっても平気なためか、最近は避雷器は不必要になっているらしい。



こちらだが、これまで役目を果たしたであろう避雷器が、リード線を切った状態のまま高圧用腕金上に残っていた。



なお、その避雷器の取り付け方についてだが、通常は見かけない配置となっていた。

通常は、左側に隣合わせで避雷器を配置させることが多いが、こちらは架空地線キャップのある狭苦しそうな箇所の右側に隣合わせで配置させておった。

1690.2回線中、下段のがいし2連については、片方にがいし型変流器が混じる!

ここでは、


全ての電線を片側へ寄せた2回線によるやり出し装柱によるがいし2連が立ち並ぶが
(※近距離撮影をしようとしたのだが、当時、その配電柱のある道沿いで何か事件でも起きたのか、規制線が張られており、道へ入ることができなかったのだ。ということで今回は、やむなく別の道から遠くより撮影したという感じであった。)

気になったのは2回線の内、下段の方である。




←ここでは珍しく、クランプがいしと合わせて、がいし型変流器を取り付けているのが見える。




1689.ここにしかないであろう激レア構成を発見!がいし2連どうしの交差で2回線!!

まだ、新型コロナウイルスが、そこまで猛威を振るっていなかった、2020年2月11日






この日は福生駅周辺の撮影へ出かけた!
ということで、ここから再び!いつもの東電管内の配電柱撮影となった。

さて!

ここでは、旧式ならではの激レア構成を発見!
恐らくここでしか見られないものであろう!!
さすがは多摩地区!
多摩は今もがいし2連が多いよな!

架空地線支持の腕金についてだが、交差側の高圧用腕金と干渉してしまうためか
ここでは鳥居型ではなく1本腕金が使われておった。

種類の詳細を示せば!まず、高圧配電線については、いずれとも全ての電線を片側へ寄せたやり出しとなっており!それを支持した高圧がいしと高圧用腕金は、2本ずつ取り付けられた抱腕金となっておった!
しかも2回線!

2回線となれば、それはもう迫力満点ですなw
この先の奥の方では、2回線中、上部の配電線を引き留めているものが見えるので
ここでは、がいし2連どうしの手前の引き通しを用いて
2回線の配電線の向きを振り分けているという意味合いになりそうだ。
反対側はこうです!w



鉄筋コンクリート柱の上部には、背伸びするため、パンザーマストを継ぎ足している。



さて、最後に、コン柱自体の年式についてだが、これは1967年を示しておった。
だが、高圧設備については、それより20年程後の1980年代に更新されたものかと推測する!