2020年2月2日

1635.区分開閉器を取り付けた立ち上げ柱にて、柱上トランスを前受け!


ここでは、建て替え済みの桜ケ丘線のそばに!
無電柱化ゾーンに合わせて、高圧配電線の立ち上げで区分開閉器を取り付けたものが見つかったのだが
ここで気になったのは、柱上トランスの取り付け方だ!

柱上トランスに丸型変台を使用したものはよくあるが、ここでは丸型変台から小さなアームを伸ばして高圧カットアウトを直接支持できる仕様によるもので、トランスのつけ方は、前受けとなっていたのだった。


1634.腕金別付けで開閉器!


こちらの開閉器装柱は

階段の頂上にあって、その地点で、両引き留めされている高圧用腕金に開閉器を直付けするとなると、強度の面で問題が発生するためか


珍しく開閉器が別の高圧用腕金に別付けされておった。

1633.2回線中、上段より1回線分岐

普通、2回線の配電幹線を張ったものによる1回線分岐といえば、下段回線より分岐していくのが大半だが


ここでは付近に何やら連系設備でもあるのか、珍しく2回線中、上段より1回線分岐をしておった。

中部電力管内の2回線の高圧配電線を張ったもので偶に見られる、上段分岐に見せかけて下段より分岐というわけではなさそうだ。
東電管内では、そういったことはしない。

おまけ:桜ケ丘線(黒部幹線)

この日は小田急多摩センター方面へ、まだ未撮影だった箇所の桜ケ丘線(黒部幹線)の送電塔の撮影へ行ったのだった。


この辺りでは、昭和40年前後に普及していたであろう、スモッグがいし(別名:耐霧がいし)の使用が目立つ。
(文献によれば、この手の懸垂がいしは、塩害地域の他、公害がひどかった昭和40年前後、付近に化学工場があって、煤煙の甚だしい地域でも使われていたようだ。)

唯一部は、雷撃によって、がいしが壊された箇所もあったのか、現代版のスモッグがいし(耐塩懸垂がいし)に取り換えている箇所も見受けられた。

おぉ、年式の確認までできる場所発見!w

それを確認できたのは、54号鉄塔付近だった。
なお、この辺りの年式については、昭和5年が目立つ。
(黒部幹線の建設については、奥秩父方面の上流側付近については、昭和2年建設が目立つ。しかしそろそろ、矩形鉄塔で2基ずつ並んでいるもっともっと奥の区間の撮影も行きたいなぁ。大分遠い山奥にそれはある。w←第一、現存しているのかどうかが問題だ。そこへ行くには、秩父の山道をずっと突き進むよりも、上信越道の下仁田インターから南へ下がっていくような感じがええかな)






最後に!



遠くより!









←連なるスモッグがいしを!
こちらは10個以上取り付けられているので、識別用に茶色も取り付けられておった。
茶色のスモッグも今じゃあ相当貴重だろうな。
そのスモッグ、コレクションにしたいので、使い終えたら、是非下さいな。w
10万でいかが?w

2020年2月1日

1632.銀ピカ!鋼管柱に!架空地線キャップのある光景!!

iPhone XRで撮影
ここまで綺麗に撮れる時代が来ましたか

昨年頃から、少なからず普及されている、4分の1の根入れの部分の鉄筋コンクリート柱にして、残りの3を鋼管柱にしている新種だが
(※最近では、支柱でもこの手の支持物を使ったものを見かけている。)

          

ここではその鋼管柱部分に、架空地線キャップを取り付けたものが確認された。


最近では架空地線は張らずに、また、キャップの代わりに腕金を取り付けることが増えているので、これは珍しい!





なお、柱上トランスへの引き下げ線の引き下げ手法、それから取り付け位置については、現代流行のものに合わせている。