2020年1月5日

1624.カーブを振りやすくするために、あえて傾く腕金?


ここでは、高圧配電線のカーブを振りやすくするためにそうしたのだろうが



新設されたばかりの設備にて、高圧用腕金をやや傾けたものが見つかった。







ちなみに旧式設備では、あえて、道でない方向に高圧用腕金を向かせて、カーブを振りやすくしたものがあったのはご存知かな

1623.Dアームで頭上引き留め

Dアームによる頭上引き留めもまた見かけぬ気がする。


こちらは坂道地点であるため、頭上引き留め側に小型サイズのDアームを使用したのかと思われる。

Dアームの種類については、一番小さい小型サイズとなっていた。

1622.頭上引き留め+Fアーム!だが、振り分け方に少し違和感あり



こちらは、上部が頭上引き留めでその下段がFアームとなっている装柱となるが、電線の振り分け方に少し違和感がある。



普通はFアーム側に張られている高圧配電線が左側へまっすぐ行くと思うが、ここではFアーム側で支持している高圧配電線を右側へ振り分けて、頭上引き留め側の高圧配電線を左側の道へまっすぐに進めていた。

坂道による高低差が絡むのかと思われる。
それから、電源側、負荷側を意識したか・・・




なお、こちらを向いて取り付けられている柱上トランスについては、相当古いようだった。緑文字である。
今ではもはや、生きた化石かと






さて、反対側はこんな感じだ!


変わった振り分け方だった。

1621.Fアームで外側分岐!



建物や木から電線類を引き離す時に使われるFアームによる1回線分岐は、正面に向かって高圧配電線を分岐するものを見かけるのが大半だが


こちらは珍しく、Fアームの外側で、1回線の分岐をしていた!

1620.建物側の耐張がいしを中央へ寄せる。



絶縁電線に、古い銅線を使ったものによる両引き留め柱となるが





←ここでは何故か、建物側にある高圧耐張がいしを中央へ寄せておった。