2019年12月29日

1575.川の横断のためのトリプル配電柱!


川の横断箇所なのだが
ここでは珍しく、3本の配電柱が使われていた!


中部電力管内では、鉄道横断や川の横断箇所で引き留めの高圧耐張がいしを使う場合は
ワイヤーのようなもので強固に固定する。
そのため、耐張がいしの先端には、いつもの黒やグレーなどといったカバーは見られない。

通常、川の横断の際の柱の本数は、2本までのH柱を見かけることが多いので、これは珍しいかと思う。
まぁここでは、トリプル配電柱とでもいっておきますかなw
なお、単純な考えだと、以前は2回線を支持するために、そうなっていたとも考えたが、ここは特にそうではなく、大げさに高圧配電線の幅を広げて、川の横断を行いたかったらしい。

さぁ、ということで!今回の静岡県静岡市清水区での撮影はこれにて終了!

最後は結局、清水駅から興津駅まで歩いた計算となった。w
今回もよう歩きましたな!w

1574.横棒を長くした鳥居型による引き留め柱にて!絶縁トランスを発見!・中部電力管内仕様にて!!


出ました!


海に近い場所で稀に見かける、中部電力版の絶縁トランスだ!

架空地線の引き留めとして使われている鳥居型だが
頂上にある横の腕金が少し長めになっているのも珍しい!!


東電管内では過去に内陸部で非常に珍しいレアものとして発見しているが、ご覧の通り、中部電力管内では、海に近いエリアで稀に見かけるのである。
(変圧器への引き下げ線支持の高圧がいしについてだが、ここでは塩害対策のため、表面漏れ距離を長くした耐塩ピンがいし仕様の耐塩皿がいしを使っている。)



よくよく見てみたところ、ここは家の敷地内で、しかも鉄筋コンクリート柱の建柱が不可能な場所で、支持物にパンザーマストを使っているため・・・
恐らく、万が一、そのパンザーマストへの漏電防止ために、徹底的に柱上トランスが絶縁されているのかと思われる!
←ここでは高圧耐張がいしや高圧ピンがいしによって、柱上トランスが徹底的に絶縁されているのがわかる。


1573.2回線中、上段はロングサイズの腕金・下段は特大サイズの半円Cアーム!!


前ページで掲載している配電柱から数本先へ行ったところにあるものだが、ここでは右の奥にあるものが気になった!
これだ。

こちらは2回線中、上段に長いサイズの腕金を使用
次いでその下段では、特大サイズとなったCアームを使用!

なお、その高圧支持部に丸みを帯びた半円Cアームについては、古いタイプの分類に入るものかと思っていたが、ここでは普通に新設が確認できたので、古いタイプというわけではなさそうだ。

1572.2回線とも普通サイズの角型Dアームで2回線同時分岐!



ここでは2回線とも、旧型の角ばった仕様のDアームを使ったものとなっているが!
その中で、縦型配列となった2回線の高圧配電線の同時分岐って、珍しいような気が・・・!




なお、ここでは、本線の高圧配電線の支持については、全て10号中実がいし仕様の耐塩皿がいしを使っており、引き通しになっている。
ここでは引き通しの中、2回線を分岐だ!
後側でも1回線分岐!

1571.2回線仕様のロング角型Cアームで、上下の腕金を固定!


ここでは

2回線となった高圧配電線の支持に角型のCアームを使っているが!

大胆に上下の腕金を固定だ!