2019年12月28日

1553.両引きは小型Dアームだが、開閉器の支持のみ単一腕金で!

この配電柱は、開通待ち設備として、既にHPの方でも掲載済みであるが、変わった部分も見られたので、ここでも掲載することにした!w

それにしてもここは、時代の差が激しすぎる。
中央は銭湯の煙突なども見える昭和の光景が残るが右側は大型の近代のマンションが建つ。


こちらは!

高圧配電線の両引き留めに、それぞれ振り分けて小型のDアームを使用しておったが



開閉器の取り付けだけについては、開閉器の収納ができる普通サイズのDアームは使用せず、そこだけ通常の水平仕様の単一腕金となっていた。


なお、開閉器については、どこかの引き込み用で使うらしく、スイッチは切られているのが見えた

1552.頭上を引き留めながら離隔腕金!


頭上を引き留めながら!

その下段を離隔腕金にするなんて、現代にありげの設備ですな



昔のこうした頭上引き留めについては、電源側、負荷側を意図したものであって、架空地線もちゃんとあって、それも鳥居型とのセットで見かけることが多かったが


最近じゃ架空地線も張らないものが多い。
電源側、負荷側も意図しなくなった。
↑ここは実際、どうなのかはわからない。

1551.水平腕金と離隔腕金のセット!


ここでは従来の水平腕金と新型の離隔腕金の両方を使っている。




最近は高い建物が増えている影響か、腕金の長さを長くした離隔腕金が多い。

ここでは左側の家の上に高圧配電線がかからないように、離隔腕金で避けたらしい。

それにしても、あまり見かけない構成だなこりゃ!w




道が少しカーブしているため、そうなったようだが、単一の離隔腕金のみにしてしまうと、手前側の電線が足りなくなってしまうので、ここでは単一の離隔腕金のみで高圧の支持を済ませることはやめたようだ。

臨時投稿:柱上トランスの保管庫

たまに変電所構内では、付近のエリア内で使っていた柱上トランスを保管している場所もある。
今回はそれを、かつての千住火力発電所の跡地、北千住変電所で見つけた。



どれも旧型の柱上トランスであったが、ここは東京都足立区であるので、そこまで古いトランスは見えなかった。

一番古くて昭和55年前後に普及していた黄色文字トランスやその次に登場した比較的最近の青文字のトランスが多い。
他には、放熱板を大きくした、繁華街などで昔確認できた大型の100kVAも保管されているようだった。

なお、希少度を文字で示せばこうである。

希少度高←      →希少度低
緑文字>赤文字>黄色文字>青文字

1550.Dアームでがいし型変流器を完全横付け!



高圧用腕金にDアームを使用したもので、がいし型変流器を水平に横付けしたものなんて!



そう発見することはできない。



珍しい!
それにしてもこちら、避雷器がないので、少し寂しい感じもする。