2019年12月29日

1559.パイプアームを使ったやり出し開閉器装柱で、耐張がいしどうしの間隔広め


こちらは、高圧用アームにパイプアームを使用したもので!



架空地線と全ての高圧配電線を片側へ寄せた、やり出し仕様の開閉器装柱となるが



高圧配電線の引き留めに取り付けられている高圧耐張がいしについては、珍しく間隔が広くなっていた!

コン柱側の高圧耐張がいしについては、コン柱すれすれであった。

1558.直角仕様のDアーム





中部電力管内で普及しているDアームといえば、高圧支持部に傾斜があるのが特徴であるが!





←中には高圧支持部に全く傾斜のない直角仕様のDアームも実在するようだ。
(※新型では、パイプアーム仕様が普及)
なお、これについては、今回、静岡県内で初めて見かけた。

1557.ちょいと長い腕金とガチで長い腕金!w

どれも腕金を使ったもので、かつ錆が濃いので、旧式設備であろうものかと思われるが



まずはこれだ!



2回線の高圧配電線を張ったもので





その支持に、ここでは通常の高圧用腕金より少し長くなったものを使っている。


そして奥!



ここでは確実に長い高圧用腕金を使ったもので、Fアームを形成しておった!



おまけに高圧引き込み線も2方向に渡って分岐しているようだった。

なお、架空地線支持の腕金のある位置については、少し珍しい気がする。



さて、次に年式の確認といくが!



ありゃ、やはり電柱番号札には、番号があるのみで、建柱年の記載まではなかった。
といことでこっちを確認だ!

中部電力管内では、東海コンクリート工業製の鉄筋コンクリート柱が主流のようで
製造年については、結構下の方に書かれている。

そう、鉄筋コンクリート柱本体の製造年である。

ここを見れば、大体の年式はわかる。
見たところ、1970年代後半のようであった。
やはり昭和45年前後か・・・




最後に!


反対側はこんな感じだ!

1556.寄せないものと長いもの

まずはこちら


全ての高圧配電線を片側へ寄せたやり出し装柱となっているが、ここでは架空地線の支持については、珍しく片側へ寄せていない。
それから、それを支持しているのもいつものやり出し改造仕様の架空地線キャップではなくて、普通の腕金のようである。

高圧配電線の支持にパイプアームを使用したやり出し装柱については、架空地線の支持に関しても、やり出し改造仕様の架空地線キャップを使った例が多いので、これは珍しい!


それから奥の方では!




←配電線の交差点にて、骨組み仕様の架空地線キャップを長くしたものを発見!

これも交差箇所ではあまり見かけない気がする。

1555.ちょいと長い引き通しの腕金



中部電力管内では、高圧中実がいしを均等に2:1に配置したものによる引き通しの高圧用腕金に関しては、短い腕金が普及しているが



その中で、こちらはちょいと珍しようで


引き通しの腕金が少し長めとなっていた!