2019年11月30日

1527.2:1の基本形で、がいしを内側へ寄せる!



こちらは、クランプがいしをやや不均等に配置させたものによる基本形となるが







←珍しくここでは、そのクランプがいしを全体的に内側へ寄せていた!

1526.やり出しでショートサイズ!


全ての高圧配電線を片側へ寄せた、やり出し装柱による引き通しで、長さ1500mm仕様の高圧用腕金を使ったものに関しては、旧式のイメージが高いが

中にはこうして、比較的最近になり、新設されたものも見かける。
(山梨以外にこれについては、千葉の方にもあった。)

短いサイズの高圧用腕金を使ったやり出し装柱で、限流ホーン付きは初見だった。

こちらもその内の1つだ。

唯、やり出しで長さ1500mm仕様の高圧用腕金を使うとなると、クランプがいしどうしの間隔は極端に狭くなる。
そのためか、近年では全く新設を見かけない。
但し、同サイズの高圧用腕金を使ったもので、クランプがいしを2:1に配置したものに関するものであれば、それなりに見かける。

1525.新種で高圧配電線方向とは逆に柱上トランスを取り付け!



こちらは、新しい直付け仕様のものだが・・・いや、違った。


ここでは、上下で大きな2メーター仕様の腕金を使った新種となるが

最新式の避雷の役割をするアームについては
腕金ならずアームタイを使っている。






←高圧配電線は家側を向いて1回線を分岐しているため、柱上トランスと高圧配電線は、それぞれ逆を向いているレアな構成が確認できた!

1524.支柱があるのに支線もありw


こちらの配電柱だが、頑丈なコンクリート製の支柱が取り付けられているというのに、その上にかさばるような形で、支線も張られていたのだった。w


なんとも不思議な装柱である。

1523.開閉器装柱で上部のトンボ腕金を直付け!


柱上トランスの取り付けに土台(変台)を必要とした装柱については、高圧配電線付近で電柱自体からトンボ腕金を引き離しながら使い、柱上トランスへ向けて高圧引き下げ線を引き下げるのが主流だが



ここでは、開閉器装柱ながら、トンボ腕金を高圧用腕金に直付けしていたものが見つかった!
まあ、ここでは、開閉器自体は家側を向いているので、そうなったのだろうが、構成的に見るとこれは珍しい!


さて、ここには丁度歩道橋があったから、そこから反対側写真も撮ることができた。
そういえば、山梨県の笛吹市内には、長~い初期型架空地線キャップを取り付けたものが複数確認できた!


初期型架空地線キャップについては、東京都世田谷区、杉並区だけだと思っていたが、山梨にも意外にその手のものが残っていたのだった。