2019年8月3日

1456.合成離隔と変わった配電線の張り方


ここでは、ここからラインスペーサーを取り付けた配電線が起点となっており、続いておったが・・・


一部、それとは接続していない配電線が見受けられた。


上部にある水平配列の配電線だが



ここではラインスペーサーを取り付けた配電線とは繋げず、通過している
それにしてもこれは、変わった配電線の張り方である。

普通なら分岐をさせると思うが、ここではラインスペーサーを取り付けた配電線がメインなので、そうはしなかったようだ。


一方、手前の合成離隔も気になるところ!


こちらはかなり出しゃばっている!!

1455.離隔で極小の鳥居型ならず!w その1

「離隔で極小の鳥居型ならず!w その3」だ。





どうやらこのタイプは、山梨限定仕様のようだ。

その2はこちらへ!

1454.架空地線のみ、次の配電柱へ








左手前のアングル仕様のFアーム装柱を超えた先の配電線については!


高圧、低圧の通った配電線はなく、何本もの支線だけが張られているものとなっているが、珍しくその上部には、架空地線が張られておった。
双方ある高圧配電線は繋げず、別方向からそれぞれやってきているようだった。





最後に、反対側はこんな感じで!

1453.違和感のある振り分け引き留めによる開閉器装柱


この感じだと、高圧引き込み線を分岐している区分開閉器を取り付けた感じに見えがちだが、実際はそうではなかった。






単純にこちらは、振り分け引き留め地点が開閉器装柱となっているのだが、その区分開閉器がある分、スペースを少し空けながらの振り分け引き留めとなっていた。




そこに少し違和感があるのかもしれない。




こうしてみると、引き込み線を分岐しているようにしか見えん。w
でも実際のところは低圧配電線があるので・・・

横の反対側写真はこんな感じだ。

臨時投稿:木柱で鳥居型ならず!貴重な三角形の金具付き!!


架空地線の支持に、鳥居型ならずを使ったものによる木製電柱自体発見できたことからして、既に珍しいが!


この木柱は中でも珍しい金具が付いている!w


それは何かといえば!単相3線式となった低圧電灯線(100V/200V)を分岐できるようにと、三角形の分岐用の金具が付いていることだ!


まぁ現状、それは使われてはいないが・・・

この金具については、電気の史料館以外では実物は見たことがなかった。

↑その電気の史料館で見たという展示物はこちら
2008年8月撮影
昭和中期の電柱コーナーにて、紹介されておった。
なお、こちらの展示物は、今回の木製電柱上で発見できたものと大きさを比較してみると、大き目であった。