2018年4月29日

1299.リード線までびっしりと針金が



こちらは明らか、鳥が電線に止まって落とし物がないよう、対策が練られている設備になりますが



開閉器のリード線にまで針金が付いているものは、あまり見かけないような気がします。

1298.長いアームタイ



普通の高圧配電線の分岐については、高圧用腕金を本線のアームタイの内部に収納することが多いですが



ここでは、本線側の高圧用腕金は2400mm仕様の長いサイズとなっているのに対し、それを支えているアームタイも1800mmで長くなったためか



アームタイの外側に分岐側の高圧用腕金を取り付けていました。



おまけ



付近にはこんな旧式設備も見れました。
(これが通常仕様の長さ1800mmの高圧用腕金を使ったものになります。)



まー唯、グランドワイヤーは途中でぶちきられていたり、トランスも新型に取り換えられていたりはしているが・・・

1297.引き下げ方に注目!&電灯用トランスを欲張って2台も配置ww

んん?

さっきの「結合器の支持は別の腕金で」の裏手にある道へ入ると・・・





今度は、住宅街ではそう見かけないこのようなレアもの発見!w

トランスなのだが、珍しく高圧配電線と水平配列になるようにして取り付けられていた!

そうとなれば、高圧引き下げ線を支える各ある耐塩ピンがいしの数も物凄い数となる。
ここでは合計12個もの耐塩ピンがいしが付いています!


これは東北電力式の取り付け方になりますが、東電管内でも、低圧引き込み線がトランスへの高圧引き下げ線を妨げてしまう場合に適用されることがあるようです。

下はこんな感じで!





反対側はこんな感じで!


トランスは背面を見ると、これは単相3線式の電灯線の結線であることがうかがえます!
(3つ抜き穴全てから電線が引き出されている。)

ということで、おう、これはどうやら、トランスが2つあるから動力用トランスという旧式の考えは通用しない!、両方電灯用トランスのようだ。
(通常、動力用トランスの場合は、低圧2次側の引き出し線は、3つの内の(昔だと4つ抜き中から)端と端と電線だけを取り出し、もう一方のトランスと結線させているのが特徴である。それで三相3線式の動力線を取り出していた。とはいえ、文章では多分、わかりにくいのうw)


よって、高圧引き下げ線も合計、4本もあるのだなぁ

さらに遠目はこんな感じで!
珍しいとつい、撮影する手が止まらないww






左後ろにはさっきの鳥居型による開閉器装柱が見えました。





1296.結合器の支持は別の腕金で

まぁ、タイトル通り・・・


こちらは、高圧結合器は別の高圧用腕金で支持をするという、ちょいと珍しいやつです。w



しかし柱上は



鳥居型があるだけでも、大分古い感じに見えるなぁ



柱上の開閉器は自動化したみたいだけど、今も常時開放なのかな?
それにしても、テプコマークが大分古い。

1295.普通の配電線に見せかけて、実は1本は支線!

こちら!一見は普通の1970年頃の古い配電線のように見えますがw



これのどこかに支線があります!

さ~何処でしょうか!?













正解はマンション側!


↑ここの1本だけは支線です!

一応支線には、安全のため、玉がいしが挟んであります。
なお、玉がいしは、雷による誘導雷や高電圧にまで耐えうるつくりのがいしなのかは不明



ここで、↑支線となった部分には引き留めクランプがあるわけですが、それがどうも、私には、目をつむっている電柱のように見えます。ww




ここよりおまけ






こちらは、さっきの支線を混じった配電線の後ろ側で見えた




↑2回線同時に抱腕金を使う凄いやつです。

しかし今や、こういうやつらも大分数を減らしています。
昔はカーブ箇所では、これを使って、あえて家側を向かせて、カーブを振りやすくした抱腕金などもあったんですがね~
今は抱腕金にすることは取りやめ、離隔腕金で耐張がいしを使うことで一発解決です。
(耐張がいしにする方がコストはかかるの思うのだがなぁ~)

なお、写真の左後ろには、王禅寺見晴し公園付近で過去に撮ったあやつも写ります。w
(↑これまで撮ってきたものは相変わらず覚えてますからw)


反対側はこんな感じで!w



よ~く見てみると、限流ホーンが付いているのが見えました!



ありゃ、古いやつに新型の限流ホーンかよ!
そっか、今や局地的に雷雨を降らすゲリラ雷雨のおかげで?クランプがいしは2連であっても、雷に耐えるのは難しくなっているのか・・・



他には!




これは、しんゆり地区では極めて珍しいものといえよう!


なんと!ジャンパー線の支持に高圧ピンがいしを使った完全なる旧式(原型)もいました!


これは、どちらかといえば、横浜市青葉区での発見が多いです。なので、川崎市麻生区であるここ百合ヶ丘地区で見つかるのは、極めて珍しい!