2018年4月21日

1289.「こんなトランスは嫌よ!」的な感じのものw(テイク3)+金井線の旧鉄塔(それも歴史ある猪苗代旧幹線で使っている旧鉄塔!!)と佐久発電所のサージタンク!!のおまけつき!!!!

4月21日

この日は歴史ある金井線の旧鉄塔を巡った。

群馬県渋川市北橘町小室地区にある愛宕山ふるさと公園にて撮影
なお、ツイッターではもうじきなくなるとの情報も頂いているから少し心配

そう、私ゴロンディーナーは最近、戦前の歴史ある送電鉄塔にも興味を示し、多少巡っている。ww

順番が前後するが、まずはこの日メインで巡った歴史ある金井線の旧鉄塔(それも猪苗代旧幹線で見れる、個性的な海外製の鉄塔部材を使ったと思われる貴重な支持物!)から紹介する!


金井線には一部、あの猪苗代旧幹線で見ることができる↑↑↑、海外製の部材を使った個性的な旧鉄塔が実在する。w
(なお、猪苗代旧幹線と似たような海外の鉄塔部材(カーネギースチール→現:USスチール)を使うものが、他に、群馬幹線という電線路にもあったが、あれは個人的な撮影は全て失敗している。)

ここにある電線路は金井線となるが、上部形状は正しく
元祖!猪苗代旧幹線の耐張鉄塔で確認できるものと同様である!!


こちらは、元祖!猪苗代旧幹線と比較すると、建設年が大分若い。大正14年(1925年)である。

まぁ、こちらの建設年については元祖!猪苗代旧幹線よりも建設年が結構若いが・・・
猪苗代旧幹線の大正3年(1914年)建設に対して、こちらは大正14年(1925年)建設である。




↑そして、ここにある猪苗代旧幹線似の鉄塔は耐張鉄塔のみとなる
(もし、これの同バージョンで、完全なる当時物で引き通しバージョンを見たいのであれば、片品川線の52号と53号をご覧あれ!あれは完全なる猪苗代旧幹線!日本初の115kV時代の!!なんら中相腕金の改造が施されていない猪苗代旧幹線の原型鉄塔といえる。)




ここが残ったのは、付近の公園を考慮した緑塗装のおかげと思うが、ツイッター情報ではそろそろ建て替えられるとささやかれている。


そんな・・・できればもう少し残して欲しいな。




そして!この日は他にも!歴史ある佐久発電所のサージタンクも巡ってみた。
(佐久発電所というが、長野の佐久にあるわけではない。奥さんの佐久から命名された模様。)



なお、佐久発電所のサージタンク付近には、いろいろな展示物も!
まずはその展示物から紹介w


こちらも昭和3年に完成したようで、大分古い。






 送電線にもこういう説明あればいいのに・・・
それはといえば、さっきの金井線の鉄塔よ!あの鉄塔こそこういう説明必要でしょw



発電所付近には、銅像も・・・

佐久発電所、実業家の浅野総一郎氏の像である。

なお、佐久発電所のサージタンクはこのような感じ。
ここまで巨大なサージタンクは、あまりないのだそうだ。

橋を渡って水管を覗いてみる。



付近はアブが飛んでおり、あまり長居はできんかった。
水管の周囲は、春は桜が凄いらしい。





サージタンクの裏手には遊歩道みたいなものあり。足元に注意!
さて、サージタンクを含んだ佐久発電所の全景写真が撮れそうな場所を目指す。w



到着!



おや、ここにも何か展示物があるぞ

それは何かといえば・・・



最初に使っていた水車の展示物のようだ。

フランシス水車
大学で習った記憶があるが、水力は全く詳しくない。



この時期に取り換えたのか・・・







昔は関東水力電気株式會社のものであったが、今は東電が管理



で、佐久発電所の全景写真の撮影は成功っと!



そしてその後、私メインの配電柱で珍しいものを発見!ww



それがこれだ。





題して、「こんなトランス嫌よ!」的な感じに見えるやつである。
(今回でテイク3だい!ww)



なお、今回はやり出し(槍出)装柱バージョンでの発見となった。



建柱年は1980年
そこまで古くはない。


これは、歴史ある佐久発電所の入り口の道にある。



最後に・・・


佐久発電所と金井線の原型鉄塔については、こちらの貴重な絵葉書で知りました。^^



この絵葉書集には、当時の佐久発電所は勿論のこと、他にも佐久発電所の眞壁調整地(まかべちょうせつち)(現:真壁ダム)と共に金井線の原型鉄塔が写っているものもあります。
とはいえ、絵葉書に写るのは、猪苗代旧幹線で使っている2条地線のタイプではなく、普通の旧鉄塔だがのぅw

2018年4月8日

1288:4月7日~8日は一気に遠出!地方遠征の一泊二日で石川県の金沢へ!北陸電力の配電線を観光がてら巡る。w

4月7日~8日は一泊二日で石川県の金沢へ北陸新幹線で行き、適当にまた北陸電力の配電柱を撮ってきたがw
(なお、北陸電力の配電線を見たのは、今回が初w)


天候があまりよくなく、撮影する気が失せる結末w
やはり撮影は晴れなきゃなw
(まぁでも、とりあえずここに写っているものは皆、形が違いますねw一番奥には何気にスペーサーを使ったものもいます。ww)

↑ここでは離隔の長い腕金を使ったものが寄り添う。
こちらでは東電のように専用の離隔腕金を使うというよりも、長めの高圧用腕金をそのまま使うのが主流のようだ。



とりあえず今回撮ってきたものの大半は、HPの方でまとめるとするかw
(それにしても瓦の屋根が多いこと!)

ここでは少しだけアップすることにしよう。

↑北陸電力の配電柱の基本形はこれだな



でもこちら、撮影時は気が付かなかったが、何気に中央のみ両引き留めとなっている。

引き通しとジャンパー線支持の高圧がいしには、10号中実がいしを使用

中央のみ引き留めは、ここでも珍しい感じかな?


次!
↓ここではCアームとFアームが合体しており、完全なるCアームとはいえそうにはないがw


逆三角配列のCアームもここでは珍しいのかのう?




そして!その後、ずっと曇っていた空に・・・
一時期的に奇跡が!?!?!?wwwww





!?




何故かこの川横断の配電線を支える配電柱の撮影のみ、突然晴れたのであった。~www草
確かにこれは最大に珍しいタイプですわねw
川の横断なのにH柱にはなっていないし、高圧用腕金には頑丈そうなアングルを使ってます!
そして、引き留めがいしには、通常は送電線で使われる懸垂がいしを使ってます。
なお、これについてはどこも一緒ですね。東電の設備でも確認しています。


いやでも、向かいのこれ↑はね~更新前の錆び錆びの古い状態のもの(ストリートビューで事前調査済みw)が撮りたかったんだよね!w

行ったときには腕金が更新されてました。w



(↑で、その後は再びまた曇りwwあれ?)


で・・・



おっ、これは柱上開閉器の常時開放(オフ)を示すプレートじゃな

とりあえず、ここでの北陸電力の配電柱の紹介は、これにておしまい



おまけ





帰りに乗ったはくたか



帰りは遅くてもよい。
(なぜならば、のんびりと、北陸電力→東北電力→中部電力の順でゆっくりと地方ごとの配電設備を見ていきたいからなw)