2017年6月3日

1148.狭すぎて、トンボ腕金を完全省略

こういったものは、丸型土台が流行り始めた昭和50年代から平成中期まではあったことだろうが、上段のトンボ腕金を完全省略したものは、その当時には恐らくなかったものかと思われる。
(平成初期から配電柱好きになり、追い続けている私だが、その当時は上段のトンボ腕金を省略したものは見た覚えがない。)

よって、これは最新式の影響を受けた結果なのだろう。↓




普通、変圧器の土台としてこういった丸型土台を使った場合は、ご丁寧に高圧線下にもトンボ腕金が取り付けられるはずなのだが、どういった意味でそうなったのかはわからないが、スペースがなくなったためか、上段のトンボ腕金が完全省略されている。

続いて、横写真はこんな感じだ。


柱上トランスの容量は30kVAでメーカーは稲妻のマークが見えたので、愛知電機製のようであった。

1147.中腹部より大きく曲がる!緑の鋼管柱!(東電管内では激レア)

この日は横浜の元町・中華街へ、人通りの少ない早朝を狙いwわざわざ始発に乗り、まずは中華街の裏通り(香港路)に残っていた耐塩皿がいしの撮影に向かったのだが、実はその他にも撮りたかったものがあった。






それが丁度、「M MOTOMACHI」と書かれたオブジェを潜り抜けて、次の交差点を左折し、次のT字路を右へ行った直後のところにある。
↑早朝で誰もおらず、見事に撮影成功!ww始発で来た甲斐があった。
これだ!
こちらの方はどちらかといえば、元町にある。
(実はといえば、今年の2月頃にも行ってみたのだが、その時は失敗!人通りが多すぎて撮影を断念していた。w)


支持物の種類は緑色をした鋼管柱になるのだが、こちらは大変珍しく、中腹部で大きくぐにょりと曲がっているのだ!
これは初見だ!

私はこれまでにもいろいろな地域で変わったものや古いもの等の配電柱探しを行っているが、東電管内ではこういったタイプは他ではまだ見た例がない。



おまけにここは周囲の環境を考慮したのか
(いや、環境調和対策については、周囲に木があるわけではないのだから、グリーンよりも茶色の方がええと思うんだがw)

こちらは題して、「ゾンビトランス」w緑なのでね
おまけに変圧器までもがグリーンに染まっており、ゾンビのようにも見える。ww


もう一度、曲がった部分に視線を戻すとこんな感じだ。
ここでは!2本連続で大きく曲がったものが突っ立っていた!w


続いて、2本目の写真がこれだ。
向かいの右側の配電線は完全CVTケーブル化したようだが、曲がった方の左側は、低圧のみ三相4線式にしたプチ都市型配電のようだ。w


こちらは2本目を撮った後に振り返って撮った1本目の反対側写真だ。

ここで、おっとと、思わず通り過ぎてしまったが、建柱年の確認と行こうじゃないか・・・


いや、こちらは横浜市内にあるので、建柱年はわからなかったが、鋼管柱の製造年の確認はとれた。(横浜の配電柱は基本的に、電柱番号札を見ても建柱年の記載はない。)



どうやら、2000年に入ってから建ったように見受けられる。


続いて、先ほどの2本目の近距離写真はこんな感じになる。


どうやらここでは、2本もの配電柱を狭い路地に向かい合わせで建てることができなかったから、片方はあえてまげて、建てたように見受けられる。



朝日で逆光だがw2本目の反対側はこんな感じだ。


中腹部は大きくと曲がっているのだが、上部の形状はいつも通りといった感じである。
それにしても、この技術が凄い!


最後にこのアングルで撮っておわりにしようかと思う。


珍しかったので思わず激写してしまった。w

2017年5月27日

1146.木々との接触部分の引き下げ線にカバーあり

今回の撮影は、まずは横浜の磯子区へ耐塩皿がいしの撮影に行ったのだが、その後は港南台の方へ行き、そちらの方にもある耐塩皿がいしの撮影に向かう計画となった。

よって、最後は港南台へ向かうため、横横道路を超えながら、電波塔が多い円海山周辺市民の森を抜けなくてはならなくなった。

こちらはその電波塔が多い道中で発見したものになる。


こういうったタイプはこれまでにも何度も撮っており、このブログにアップした記憶があるが、せっかく撮ったので掲載することにした。w


それがこれだ!
CVTケーブルの高圧配電線で自動開閉器があるわけだが、その自動開閉器用の制御用として使っている子局の小容量の10kVA変圧器周囲だ!




変圧器への引き下げ線支持だが、それを支えている耐塩ピンがいしまでにも黒いカバーがご丁寧に備え付けられている。w


どうやら、この辺りにある配電線はラジオの電波塔の電源用のようであった。


おまけ




電波塔にはあまり興味はないが・・・
これはHNKのFM放送所になるらしい。


こちらはその周辺の景色です。

周囲に木々がなく開けているところもあり


富士山も見える箇所もあり、絶景でした。
真冬の夕焼け時なんかは綺麗に見えるかと思います。
だが、今の暦は初夏、これじゃ空気がかすんでおり、よく見えません。


しかし、これまでに何度も配電線目的でw横浜の住宅街を訪れたことがあるが、横浜も結構台地が多いから、意外に「隠れ絶景スポット」が隠れていることなんていうことがある。
ここもその一つであろう。




言うまでもない横浜のランドマークタワー


その少し左に行ったところには、おーこの辺も行ったことある思い出があるなぁ
まず、手前にあるグレーの煙突付近には本牧線の鉄塔だろ。w
後、その右後ろにある青と白が混ざった煙突は都筑の方だ。
こちらの方は、ジャンパー線の支持にピンがいしを使ったタイプを撮りに行った思い出を思い起こす。w



ところで、ここでふと左を振り向くとこんな感じだ。
森の南側にある勾配のある道からは


東京南線275kVの1・2号、3・4号線の70号鉄塔が見えた。


この辺の幹線鉄塔は、案外丘の上に建てられていることが多いから、結構遠くからでも見える。ww
なお、他にも見える周囲にある154kVぐらいの鉄塔は南横浜火力線のようだ。

1145.Fアームで外、内向きのトンボ腕金が2段!

Fアームで2段ものトンボ腕金がある光景はなかなか見ない気がする。


いや、その中で内向きのトンボ腕金は特に!



ないでしょうねw

1144.がいし2連で直付け!合わね~ww

新しいものと古いものが混ざったこういう光景はあまり好きではないw↓


というのがこれだ!

↑撮影者の私が傾いていたのでJTrim(ソフト)で傾き調整をさせていただいております。w

高圧上部の形状の種類については、旧式の抱きアームにしたがいし2連タイプとなっているのだが、変圧器への引き下げ線支持については、最新式となっており、その抱きアームに固定され、直付けとなっていた。


はっきりいって、旧式タイプはちゃんと変圧器の土台はあった方がいいと思います。w


今後はがいし2連は減ってこういう光景は見えなくなるだろうから、アップした。www






反対側はこんな感じで