この日は埼玉県の久喜市内にも撮影したいものがあったので向かった。
(場所は東武日光線の南栗橋駅付近)
今回紹介のお題はがいし2連です!
一応、地図で見ると、明らかに埼玉県側にこの配電柱は位置しているのですが!
(がいし2連とは、引き通しのものでがいしと腕金を2つずつ取り付けたタイプのことを示します。分布についてですが、東京都、神奈川県、千葉県、茨城県、栃木県にしかいないはずです。w)
それなのに何故か、今回は!埼玉にはいないはずのがいし2連を発見しました!!www
(旧道沿いといえども、こちらは道幅が少し広いですが)
見た目は明らか!がいしと腕金が2つずつ並んだがいし2連です!!
場所は明らか、埼玉県の久喜市内に位置しています。
おっと!腕金もなんだかかなり長いです!
(おっ!これは初見だ!)
初代のFアーム並みに長い腕金かと思います。明らかに怪しい。w
(1970年代だと、まだ長い腕金はそんなにないはず。ひょっとして、構成も結構なレアものかも!?w)
また、架空地線の引き留めに鳥居型があるのですが(こちらも古いw)、この鳥居型は高圧配電線方面に腕金が伸びていません。
国道4号旧道沿いの歩道に入ります。↓
周囲には他にも、架空地線の支持に鳥居型を使った古いタイプが多く見られました。
でも、ジャンパー線支持はやっぱり、中実がいしに交換されてます。
先ほどの、位置的には埼玉県側にいるはずである、がいし2連の近距離写真です。
すぐお隣は茨城県なので、実は管轄が違っていて、がいし2連があるのでしょうか?ww
にしても!
近くにある木を避けるためのものとはいえ、高圧用腕金がかなり長いと思います。w
(がいし間隔がもう。w)
今はこれほどまで長いサイズの腕金はないものかと・・・
(今の離隔腕金よりも長い気がします。2メーター以上はあると思う。)
あの頃特有のものだったんでしょうかね
ちょい近距離写真はこちら!
国道沿いの歩道とはいえ、人通りがほとんどないのか、両側は草ぼうぼう。w
刈りましょう。
腕金を支えているアームタイはまたしても、アングルを使っており、やはり設備的には1970年代の造りです。
アングル仕様のアームタイもいつも以上に長いです。
さて、建柱年の確認と行きましょう!
おっと、これは違った!NTT札だ。
しかし、その下には配電柱本体の製造年の確認が取れる白○があります。
一応確認したところ、配電柱本体は1967年(昭和42年)製でした。
恐らくその頃は、この国道が道幅拡張とかで整備された頃だろう。
でもって、建柱年はっと!
(下にだらーんとめくれていたので、めくり上げました。ww)
1987年(昭和62年)?そんなバカな!
そんなに若いはずないよ!www
明らか建柱年は偽造してるじゃないですか!
これは恐らく、プレートを打替えしたときの頃だと思います。
反対側!
あらあら
支線には蔦があがってきちゃってます。
危ない。
クランプがいしの製造年はジャスト1980年(昭和55年)製でした!
やっぱりそれぐらい古いはずでしょw
最後に引きを撮って終了w
奥にはD型腕金が並んでいます。
そのため、グランドワイヤーはあのがいし2連で引き留めとなっているようです。
ラウンドワンの建物ができた頃にでも更新されたのでしょう。