2016年10月2日

1002.埼玉県の久喜市内にて、埼玉にはいないはずのがいし2連発見!!w

この日は埼玉県の久喜市内にも撮影したいものがあったので向かった。
(場所は東武日光線の南栗橋駅付近)

今回紹介のお題はがいし2連です!

一応、地図で見ると、明らかに埼玉県側にこの配電柱は位置しているのですが!
(がいし2連とは、引き通しのものでがいしと腕金を2つずつ取り付けたタイプのことを示します。分布についてですが、東京都、神奈川県、千葉県、茨城県、栃木県にしかいないはずです。w)
それなのに何故か、今回は!埼玉にはいないはずのがいし2連を発見しました!!www


それがこちら!


国道4号の旧道沿いにて発見!
(旧道沿いといえども、こちらは道幅が少し広いですが)


見た目は明らか!がいしと腕金が2つずつ並んだがいし2連です!!


場所は明らか、埼玉県の久喜市内に位置しています。


ちょい斜めはこんな感じで!

おっと!腕金もなんだかかなり長いです!
(おっ!これは初見だ!)


初代のFアーム並みに長い腕金かと思います。明らかに怪しい。w
(1970年代だと、まだ長い腕金はそんなにないはず。ひょっとして、構成も結構なレアものかも!?w)
また、架空地線の引き留めに鳥居型があるのですが(こちらも古いw)、この鳥居型は高圧配電線方面に腕金が伸びていません。

国道4号旧道沿いの歩道に入ります。↓


周囲には他にも、架空地線の支持に鳥居型を使った古いタイプが多く見られました。


でも、ジャンパー線支持はやっぱり、中実がいしに交換されてます。


先ほどの、位置的には埼玉県側にいるはずである、がいし2連の近距離写真です。


すぐお隣は茨城県なので、実は管轄が違っていて、がいし2連があるのでしょうか?ww


茨城県側ということなんですかね


にしても!

近くにある木を避けるためのものとはいえ、高圧用腕金がかなり長いと思います。w
(がいし間隔がもう。w)
今はこれほどまで長いサイズの腕金はないものかと・・・
(今の離隔腕金よりも長い気がします。2メーター以上はあると思う。)
あの頃特有のものだったんでしょうかね



ちょい近距離写真はこちら!
国道沿いの歩道とはいえ、人通りがほとんどないのか、両側は草ぼうぼう。w
刈りましょう。




腕金を支えているアームタイはまたしても、アングルを使っており、やはり設備的には1970年代の造りです。
アングル仕様のアームタイもいつも以上に長いです。

さて、建柱年の確認と行きましょう!



うわー
ここも草ぼうぼうw


おっと、これは違った!NTT札だ。

しかし、その下には配電柱本体の製造年の確認が取れる白○があります。
一応確認したところ、配電柱本体は1967年(昭和42年)製でした。
恐らくその頃は、この国道が道幅拡張とかで整備された頃だろう。


でもって、建柱年はっと!
(下にだらーんとめくれていたので、めくり上げました。ww)



1987年(昭和62年)?そんなバカな!
そんなに若いはずないよ!www
明らか建柱年は偽造してるじゃないですか!
これは恐らく、プレートを打替えしたときの頃だと思います。


反対側!


高圧がいしの製造年確認といきましょう。


あらあら


支線には蔦があがってきちゃってます。
危ない。


クランプがいしの製造年はジャスト1980年(昭和55年)製でした!
やっぱりそれぐらい古いはずでしょw


最後に引きを撮って終了w
奥にはD型腕金が並んでいます。
そのため、グランドワイヤーはあのがいし2連で引き留めとなっているようです。
ラウンドワンの建物ができた頃にでも更新されたのでしょう。

1001.間隔狭し!?

Fアームですが、上下間の間隔が狭いと思います。



よくあの位置に!



開閉器が収まった!


後少しでスレスレです。w

1000ページ突破記念!大量撮影!!w  お題は、偶然にも、激レアなやつで!!w

このページで!変わったものや珍しいもの特集による掲載は1000ページ突破しました!
記念すべき1000ページ突破ということで大量撮影したものをアップします!!w


この日は珍しく、埼玉県さいたま市へ撮影へ。
(丁度、東埼玉線という古いスモッグがいしが付いた送電鉄塔が撮りたかったので)
その中でこれから紹介するものは、東北自動車道の岩槻インター付近にて発見しました!↓


普通、配電線の2回線というと、どちらもちゃんと三相交流3線式(3本の高圧線)で配電されていることが多いのですが、ここは違った!

2回線ある内、上段は単相交流2線式、下段はいつも通りの三相交流3線式といった激レアな作りの配電線

上段回線は付近の?交通信号機の非常用の?(信号機は専門外なのでわかりません。)予備電源用のようで、単相交流2線式(2本の高圧線)となっていた!
(単相交流2線式の高圧配電線については、主に電灯線の取り出し専用のものであるものかと考える。(まぁ今は、単相3線式であれば100Vのほかに200Vも使えるが))


非常用の電源なので、上段の遠方用の電源から非常用の電源を取り出しているのかと思われます。

いや~しかし、この構成!
中々ないですねこりゃ!!!
完全に初めて見ました!!
思わず、久々にテンションが上がりそうなぐらいでした!w


上段の単相交流2線式の回線を終点まで追ってみたところ


柱には



非常用電源であることを示した見慣れないプレート発見!

書いてあることを書きますと
「交通信号自動切替予備電源
されているので注意のこと。
この変圧器は上部高圧線に接続」

再び柱上をチェック↓
(書かれていること、そのまんまです。↓)


そういえば、2回線ある内、上段回線からトランスへ引き下げ線を引き下げている光景も見ませんね(上段回線は遠方用の電源であるからそれは当たり前だがw)

にしても、下段の高圧配電線の間を上段回線のトランスの引き下げ線が引き下がるとは!驚き!
(配電線で使われる電線は、今は被覆ある絶縁電線を使っているから、短絡はないと思うが・・・怖い光景でもありそうだ。)


また、高圧用腕金の取り付け向きにも注目してみると、最近移設されたもの以外についてはちゃんと!負荷側向き(配電線の終点方面向き)であることがわかります。
(↑こういったことからも、設備的には結構古いようです。)


最近移設があったのはこれだな


最近といってももう、20年も前ですがねw



こちらがそれで、1994年(平成6年)建柱でした。
(この頃にはもう、架空地線を新設していないものが登場していたようですね)


お次は古い向きです!


完全なる負荷側向きです!
(というのは!高圧用腕金が車道に対して右を向いている意のこと!)


こちらはプレートも特に打ち替えられてはいないようで


1974年(昭和49年)建柱でした。
(うーん、古いものだとやはり、今では見慣れない「グッ!」と来る設備もそれなりに多く見かけるから、それもまたいいかなw←最近はどうも、変わったものよりも古いものにはまっちゃっていましてw)


上段が単相交流2線式といった2回線の分岐側はこんな感じです。
(この2回線の分岐手法は東電ならではのやり方です。張力対策の関係なのか、分岐側に引き通しを使い、交差分岐している箇所もそれなりに多く見かけます。)


この奥では、上段の単相交流は完全に引き留められていました。



また、トランスへの引き下げ線もちゃんと、ここでは下段から取り出しています。

かなり珍しいので
ここからは反対側の撮影です。↓www
どうぞ





簡素な造り、いや、小電力となった箇所の引き留めについては、腕金は抱きアームになっていません。




上段だけ並んでいる高圧がいしが2つだけ!
そんで、下段は何時もの3つ!!
うーん、見慣れない!w


配電ファンとしては、不思議な光景です。












予備電源用のトランスはさすがに更新されてます。

2016年8月31日

999.かなりの不均等配列!



ここで気になったのは高圧がいしの配列!


配電柱に寄っている側ですが、かなり不均等で隣の高圧がいしに近づきすぎるぐらいにまで寄ってます。w


分岐側も


耐張がいしの取り付け位置がいつもよりずれている箇所があります。(このアングルで見ると手前側です。)


こうしたものは、配電柱の移設を2段階に分けて行ったような箇所で見かけます。
(移設が終わっても、がいしの取り付け位置を元通りにしていない。)

2016年8月21日

998.Fアームのちょいとレアもの特集 まとめてアップ

Fアームにアークホーン付きクランプがいしが取り付けられている光景自体、中々見かけないが(←都会住まいで、中々アークホーン付きクランプがいしを目にしない人の発言)


それに加えて、こちらは架空地線の処理方法もひと際珍しい。w


分岐側に向けてご丁寧にGWキャップまであります。


架空地線は分岐間もしっかりと張られていました。



↓ここで気になったのは↓



Fアームによる動力線の支持方法である。



内部に寄せてそれを支持している。



右上の引き留め型もまた変わっている。
Fアームではあまり見かけない。