2016年10月2日

1000ページ突破記念!大量撮影!!w  お題は、偶然にも、激レアなやつで!!w

このページで!変わったものや珍しいもの特集による掲載は1000ページ突破しました!
記念すべき1000ページ突破ということで大量撮影したものをアップします!!w


この日は珍しく、埼玉県さいたま市へ撮影へ。
(丁度、東埼玉線という古いスモッグがいしが付いた送電鉄塔が撮りたかったので)
その中でこれから紹介するものは、東北自動車道の岩槻インター付近にて発見しました!↓


普通、配電線の2回線というと、どちらもちゃんと三相交流3線式(3本の高圧線)で配電されていることが多いのですが、ここは違った!

2回線ある内、上段は単相交流2線式、下段はいつも通りの三相交流3線式といった激レアな作りの配電線

上段回線は付近の?交通信号機の非常用の?(信号機は専門外なのでわかりません。)予備電源用のようで、単相交流2線式(2本の高圧線)となっていた!
(単相交流2線式の高圧配電線については、主に電灯線の取り出し専用のものであるものかと考える。(まぁ今は、単相3線式であれば100Vのほかに200Vも使えるが))


非常用の電源なので、上段の遠方用の電源から非常用の電源を取り出しているのかと思われます。

いや~しかし、この構成!
中々ないですねこりゃ!!!
完全に初めて見ました!!
思わず、久々にテンションが上がりそうなぐらいでした!w


上段の単相交流2線式の回線を終点まで追ってみたところ


柱には



非常用電源であることを示した見慣れないプレート発見!

書いてあることを書きますと
「交通信号自動切替予備電源
されているので注意のこと。
この変圧器は上部高圧線に接続」

再び柱上をチェック↓
(書かれていること、そのまんまです。↓)


そういえば、2回線ある内、上段回線からトランスへ引き下げ線を引き下げている光景も見ませんね(上段回線は遠方用の電源であるからそれは当たり前だがw)

にしても、下段の高圧配電線の間を上段回線のトランスの引き下げ線が引き下がるとは!驚き!
(配電線で使われる電線は、今は被覆ある絶縁電線を使っているから、短絡はないと思うが・・・怖い光景でもありそうだ。)


また、高圧用腕金の取り付け向きにも注目してみると、最近移設されたもの以外についてはちゃんと!負荷側向き(配電線の終点方面向き)であることがわかります。
(↑こういったことからも、設備的には結構古いようです。)


最近移設があったのはこれだな


最近といってももう、20年も前ですがねw



こちらがそれで、1994年(平成6年)建柱でした。
(この頃にはもう、架空地線を新設していないものが登場していたようですね)


お次は古い向きです!


完全なる負荷側向きです!
(というのは!高圧用腕金が車道に対して右を向いている意のこと!)


こちらはプレートも特に打ち替えられてはいないようで


1974年(昭和49年)建柱でした。
(うーん、古いものだとやはり、今では見慣れない「グッ!」と来る設備もそれなりに多く見かけるから、それもまたいいかなw←最近はどうも、変わったものよりも古いものにはまっちゃっていましてw)


上段が単相交流2線式といった2回線の分岐側はこんな感じです。
(この2回線の分岐手法は東電ならではのやり方です。張力対策の関係なのか、分岐側に引き通しを使い、交差分岐している箇所もそれなりに多く見かけます。)


この奥では、上段の単相交流は完全に引き留められていました。



また、トランスへの引き下げ線もちゃんと、ここでは下段から取り出しています。

かなり珍しいので
ここからは反対側の撮影です。↓www
どうぞ





簡素な造り、いや、小電力となった箇所の引き留めについては、腕金は抱きアームになっていません。




上段だけ並んでいる高圧がいしが2つだけ!
そんで、下段は何時もの3つ!!
うーん、見慣れない!w


配電ファンとしては、不思議な光景です。












予備電源用のトランスはさすがに更新されてます。