2016年6月5日

982.開閉器は別付けで!

こちらは、千葉の幕張にあるコストコへの行きにw東京・江戸川区内を通る京葉道路沿いで発見w


通常、開閉器は高圧用腕金に直付けされることが基本ですが
こちらは、後から高圧引き込みが必要となったのか



特大サイズのD型腕金を後付けさせて高圧引き込み開閉器を取り付けています。
(高圧引き込み開閉器とは、高圧需要家との境に設けられている区分開閉器のことを示します。しかし、今やこれも旧式になりつつあるようで、近年では東電側の高圧引き込み開閉器は省略させて、高圧需要家側に取り付けられるPASのみが主流となっているようです。)

そもそも、東電管内の場合、高圧がいしの配列が2:1の場合は、必ずと言えるほど、高圧がいしは不均等に並んでいます。

いちいち、そのために高圧用腕金の取り付け位置をずらし、さらには高圧がいしを不均等にさせるのに手間がかかるので、開閉器用の特大サイズのD型腕金を用意し後付けしたのかと考えられます。

2016年5月22日

981.かぶとみたいなやつ

高圧引き込み線を引き留めながら引き下げている構内用の配電設備ですが

上段に余分な角、いやかぶとと言えよう、大きな腕金が付いています!




柱自体結構低いので、本来はあの位置に高圧線が来る予定だったのでは?



しかし、実際はコン柱に直接、高圧用腕金がちゃんと取り付けられており、そこで高圧引き込み線が引き留められています。
本来はその位置は開閉器だけにする予定だったのだろう


中央の耐張がいしは下がっており、コン柱にバンドを取り付けて取り付けられています。


上部の腕金は特に、支線等も張られておらず不要なので、正直ぼったくられてますよ


でも、一番上についている腕金は錆が見られます。
それ以外は比較的きれい



もしかして、PASが後で付いたからこうなったとか・・・
PASが付く前は、上部腕金による継ぎ足し仕様でただ単に高圧引き込み線を引き下げていたとも考えられる。



ちなみに

その向かいにある分岐側の東電側の配電柱もまた古い


がいし2連となっていました!

980.白目の不気味なやつw

東電管内では、最近の高圧配電線の引き通しはクランプがいしが使われることが多いですが


こちらはなんと!今となっては少しのレアもので、高圧配電線の引き通しに10号中実がいしを使っています!
(こういったものは昭和50年代に数多くありました。都内では実際に、銅線を使った古いもので確認しています。後は他に、都内の離島にも結構あるようです。
そして、自分には、電柱に取り付けられている高圧がいしが目に見えるわけですが、その中でクランプがいしは黒目、10号中実がいしは白目に見えます。wwなので、がいしが白くなっていると白目に見えてしまうわけですねw)


しかも、高圧用腕金も余分に1本多い・・・



うーん、こうしてみると、不気味な感じにも見えます。ww



本当は耐張がいしによる両引き留めにする予定だったのでしょうか?


しかし、予定が変更されて引き通しになったから、仮として、中実がいしを使ったのでしょうか?

建柱年は不明ですが、柱上についている腕金類は比較的錆もなく新しそうに見えました。

反対側はこんな感じで!


今時の新設でこれがあるのは珍しい。w

2016年5月21日

979.継ぎ足し!

継ぎ足し仕様のFアームはこれまでにも何度も見かけていますが、折角撮ったんで掲載!



丁度、ほっそい~坂道を下りるときに発見しました。w


トランスをつけて、さらには手前側には単相交流の配電線を分岐をしており、何かと負荷がかかってそうな配電柱ですが



Fアームの高圧用腕金は



継ぎ足し仕様となっていました!




お次も同じく



継ぎ足し仕様でした。



なお、こちらは高圧引き込み線を右へ分岐しています。

978.開閉器をつけながらの分岐はレア!

東電管内では、開閉器装柱で高圧配電線を分岐するといったものを中々見かけません。
また、これに加えて、開閉器を取付ながらの交差分岐も滅多に見ることができません。
さらに、これは高圧配電線2回線に限った話ですが、開閉器2台装柱も禁じているようです。

そういった中で、こちらはちょいとレアもので、開閉器をつけながら高圧配電線を分岐しています。(こちらは神奈川県の真鶴町へ耐塩皿がいし付きの初代Fを撮りに行った際に発見しました。)




こういった場合は、ワイヤーを張って空中分岐を行うことが大半なので、こういった開閉器装柱から直接、高圧配電線を分岐するのは珍しいことです!



また、各耐張がいしの連結部分と先端にあるクランプカバーの赤いテープみたいなものは、高圧であることを示している印かと思います。
(これは特に、神奈川県で多く見かけています。東神奈川の方でも、耐塩皿がいしが現役のもので見かけた記憶がありますが、そちらの方は古い設備でしか確認はとれていません。同じ電力会社であってもやはり、地域別に考えは違うようですね)
よ~く見てみると、取り付けられている耐張がいしの大半は赤釉が省略された新しいものばかりとなっています。←これがそのポイントですね(しかし、赤いテープはない箇所もあるようです。)
後ろの配電柱もそうなっています!

耐張がいしの赤釉が省略されたので、カバーに赤いテープを貼って、高圧と低圧との見分けをつけられるようにしているのかと思いますが、自分は一発で見分けができます。w


本題に戻りつつ!
近距離撮影はこんな感じで!


分岐先は電灯用トランスを取り付けて近くに配電しているようでした。




開閉器付きで分岐の場合はやはり、ジャンパー線支持用の中実がいしが必要のようです。



横写真はこんな感じで。



分岐側は何時もの水平の腕金は使わず、小型サイズのD型腕金を使っています。