2015年4月29日

812.肩乗せのピンがいし!

母が秩父に行ったときにたまたま撮ってきてもらった数々の写真の中から、少し珍しいものを選出!


それがこれ!


逆向きで変圧器を取り付ける形が良い感じの1本となっているが!
こういった感じでがいしを取り付けるものはあまり見かけない。


というのは、変圧器への引き下げ線を支持する上向きのピンがいしのことだ!
ここではまるで、肩に乗せるような感じでそれが取り付けられているのがわかる。

2015年4月26日

811.中サイズD+水平でアームタイ付き!!

2010年頃、こういったものが一時期増えたが、最近ではあまり新設の確認はできていない。
というのは、普通サイズよりも大きめのD型腕金に水平の腕金を追加して、今でも急速に増えつつある、高圧離隔装柱用腕金に見せかけたこのタイプのことだ↓


それがこれ!
一番最初に発見したときは、珍しいタイプだと思い込んでいたが、後々になってから色々な場所でも確認できるようになってきたから、そこまで珍しいものとは言えなくなった。


このタイプはよく、大型サイズのD型腕金に水平の腕金を追加しているものを見かけるが、ここは違った!
よくよく見てみれば、ここでは中型サイズの腕金に水平の腕金が追加されているではないか!
下段にはCVTケーブルが通っており、上手い感じでそれも支持されているのがわかる。
高圧クランプがいしの配列は若干均等にはなっていない模様。
D型腕金に追加されている右方向に伸びる高圧用腕金は一番長いものが使われている。



810.2:1の耐張がいしの配列でジャンパー線支持に耐塩ピンがいし!!

東京都町田市にある鶴川団地にて!


ちょいと珍しいものを発見!
なんと!耐張がいしの配列が2:1になっているではないか!(東電管内では珍しい。中電管内では珍しくない。)
それも、ジャンパー線支持には一昔前の耐塩ピンがいしを使用したものとなっている!
珍しい。
高圧配電線は銅線ではなくアルミ線となっているから、大体1970年代後半頃のものでないかと推測する。


錆が凄いから、古いものなのかもしれないが、ここまで古いものでは一切こういったものは発見できていない。
恐らく高圧配電線を団地から遠ざけるためにこのような配列になったのではないかと思われる。
それなら普通に引き通しの2:1にする手もあると思うが、ここは両引き留めにしたようだ。
そのため、こういったレアな構成が確認できたものかと思われる。

耐張がいしを外せば耐塩ピンがいし2:1によるがいし2連タイプに見えなくもないが、それは腕金に差し込まれているわけではないから(コの形をした金具によって支持!)、ここは元々そのタイプであった可能性は極めて低い!


周辺には他にも耐張がいし2:1で同様のものや、耐張がいしの配列3:0のタイプでもジャンパー線支持に耐塩ピンがいしを使用した古いものが他にも確認できたが、そちらについては古いものになるので別途、HPの方で年代物パーツのページに今後アップ予定でいる。

2015年4月19日

809.張り過ぎ!

左後ろ側から、三相交流から単相交流に切り替わっている区間で、その右隣!


真新しくなっているから、後から増設された区間なのだろうか?


単相交流の2本線、少し張り過ぎているような気がしたので撮影


一方で、左後ろにある三相交流のたるみはこんな感じだ。


808.変な組み合わせ!

普通2回線の高圧配電線の立ち上げか引き下げっていうと、1回線ずつ徐々に立ち上げたり、今のものでは一気に2回線立ち上げたりもすると思うのだが、ここは違った。


ここは変な組み合わせで、最上段が何時も通りの水平の腕金を使用!
ここで、下段はなんと!小型サイズのD型腕金使用で高圧の立ち上げか引き下げをしていた!!

なんとも中途半端な構成で、元はといえば最上段も、高圧の立ち上げか引き下げをしていたのだろうか


元々、大きく空間が空いている場所に、移設前の古いコン柱があったのかと思われる。
それを避けるようにしたため、このような構成となったのだろう。
なんとも、不思議な感じがする1本であった。