2009年8月23日

337.Fアームで縦型配列の高圧を支持

<2021年8月21日再編集>

Fアームというのは、状況に合わせて形を変化させることもできる。

黄色で囲ったものが、Fアーム専用の高圧用腕金だ。
Fアームはこれがないと水平配列の高圧を支持できない。


↑普段のFアームは、高圧支持部にFアーム専用の腕金があって、そこで高圧を水平配列にして支持するが、高圧用腕金を取り外せば縦型に変化させることもできるのだ。


今回はそんな珍しいものを東武伊勢崎線(現:東武スカイツリーライン区間)の春日部駅の東口で発見した。
(なお、春日部に関しては、他にも高圧と低圧の両方の支持を可能としたFアームで、高圧を縦型に配列させたものを確認している。これは春日部特有のものだったのだろうか?思い返せば、東京や千葉や神奈川では見た例がない。)


これだ!
ここでは高圧のみの支持を可能としたFアームで、高圧配電線を縦型に配列させたものが見つかった。

まずは引き込み開閉器をDアームに取り付けた終端から見てみよう。

普通ならば終端に見えるDアームを使用すると思うが、ここは違う。


ここでは珍しく、高圧支持部のFアーム専用の腕金を取り外しており、通常は何も支持していないところで高圧を縦型に配列している。


それも1本ではなく何本も連続していた!

1本目の拡大

架空地線の遮蔽効果を上げるために、Fアームで縦型配列としたのだろうか
しかしDアームについては、直接架空地線支持の腕金の取り付けが可能なものも一時期普及していた。
それが普及する前のものだったのだろうか


続いて、終端から見て2本目がこちら


ここでは分岐については、通常のDアームを使用している。

縦型配列の高圧というと、通常はDアームを見かけるのが大半であるから、ここはちょっと不思議な感じに見えた。



続いてこれが3本目





反対側はこんな感じ。





その次の4本目は、縦型のまま直分岐


ここからは、高圧耐張がいしを使用した両引き留めによるものが続く。


ここではFアームのすぐ下に水平の高圧用腕金を取り付けて、右側へ高圧引き込み線を分岐

7本目は下の方に見える。



以前同市内で確認した、高圧を縦型配列に配列させた大型サイズのFアームはこちら↓

336.CV線から出ている動力線を支持している低圧ピン碍子

CV線から出ている動力線が上に向かう途中低圧ピン碍子で支持されているのが珍しいです。偶に見かけるタイプだとそのまま上に繋がっていて支持碍子を見かけません。
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2009年8月16日

335.左側に空間のある変圧器への引き下げ線支持の腕金

自動式の開閉器付きの電柱で高圧線のすぐ下に2台の変圧器があり変圧器への引き下げ線は全部で4本ありますが変圧器への引き下げ線支持の腕金を見てみると2本の引き下げ線だけしか支持されていなく左側には空間が開いている珍しいタイプの電柱です。
開閉器を挟んで左側は左側、地中から立ち上がったばかりの右側は右側で変圧器への引き下げ線を分けられていたので右側の引き下げ線2本だけ支持されているのだと思います。
右側は耐塩ピン碍子が腕金の裏、表両方に取り付けられています。
また、この電柱にはGWキャップがありますが架空地線は張られてません
丁度いい空模様の日に撮影できました。何か格好よく見えます。
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2009年7月31日

334.短い変圧器への引き下げ線支持の腕金 その1

高圧線同士交差している電柱ですが上の方に取り付けられている耐塩ピン碍子が取り付けられていない方の変圧器への引き下げ線支持の腕金を見てみるとよく見かけるタイプの腕金とはサイズが短いような気がします。
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2009年7月27日

333.変わった形の低圧線の腕金 2

この電柱は架空地線支持の腕金が変わっていたので撮影したのですが下の低圧線の動力線の腕金に注目です。
手前に電灯があるため動力線だけは電灯線の腕金の上から伸びるように動力線の腕金が取り付けられています。
また一番下の方にある電線がごちゃごちゃしていて凄いです。
320.変わった形の低圧線の腕金 1
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