







雪が止み晴れ間が出て2~3時間あまりで雪が解けて良い天気となりました。朝は大雪となっていましたが青空になり電柱撮影絶好日和に変わりました。山の天気は変わりやすいです。
今度は長いタイプのC型の腕金が使われています。高圧線を支持する耐張碍子の引き留めクランプカバーはやはり灰色です。青空でも合いますね又、変圧器のすぐ下にある低圧線が凄そうです。
高圧線からスケルトンタイプの開閉器へと分岐された電線が上下に歪むような形で向かっているところが面白いです。


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まずは車の後部座席から通りすがり時に撮影したものからの掲載です!
やはり、普段は東京電力の電柱を見慣れているので、中部電力の供給エリアに行ってみると見方が変わってきます。
引き通し支持の碍子の種類も異なり中部電力の電柱では、雷害による断線から保護する為、耐雷ホーンを取り付けた中実碍子によって高圧線が支持されています。(東京電力管内のの電柱では、中実碍子の頂部に放電クランプを取り付けて、クランプ碍子になっていますが)
また中部電力の電柱では、高圧線や低圧線だけでなく架空地線の支持にも碍子を取り付けて絶縁しています。これも高圧線と同じように引き通しのタイプではピン碍子が使われていて、引き留め型では1連の耐張碍子が使われています。
東京電力の電柱にも、かつてはこのように変圧器を取り付けるタイプがあったようですが、現在では殆どが新しいものへと交換されており中々見ることはできません。)
又、高圧線の分岐側の耐張碍子のクランプカバーの組み合わせが変わっています。
真ん中の耐張碍子の引き留めクランプカバーは美化を考慮した新しいタイプのカバーになっており、あまり目立たないグレーのタイプです。現在ではまだまだ黒のカバーも見かけますが、今後このタイプも徐々に増えていくと思われます。
腕金の固定の仕方を眺めていて思ったのですが、本来は2:1の碍子の配列のタイプのものかと思われます。でも高圧線の配置は3:0になっています。w
こちらもやはり2つのハンガーを使って変圧器を固定しています。又、箱型のタイプの高圧カットアウトが変圧器の方を向いているのが良い感じです。w
かつては70年代で東京電力の電柱でもこのようにハンガーを使って変圧器を取り付けているタイプの電柱があったようですが、今となっては全然見つけることはできません。
東京電力管内の電柱で2台開閉器が取り付けられているタイプは、珍しいタイプの分類に入りますが、中部電力管内の電柱では、これは当たり前のように見ることができます。w
又、写真中央に写る3本の高圧線の内、一番左と一番右側に黒の物体が取り付けられているのがわかると思います。これは過電流表示器と言われるもののようで、異常電流が流れると赤く光って異常を教えてくれるパーツのようです。
下記ページにてそのパーツのことに関して書かれています。
別のところでは、似たようなタイプの電柱を発見!
今度は2つともスケルトンタイプの開閉器付きです!
2つのスケルトンタイプの開閉器のすぐ下にあるケーブル終端接続部がまるで長い手のように見えます。w
4つの腕をキャップにしたような形をしています。
変圧器のすぐ上にある箱型タイプの高圧カットアウトもまた良い感じです。
スケルトンタイプの開閉器はよく見てみると長いサイズの腕金に取り付けられているのではなく別の腕金によって支持されています。
そして、分岐側の高圧線の腕金は新しいものになっていて、サイズはかなり短そうです。
その腕金の取り付け方もまた異なりますね~
こちらもまた東京電力のタイプとは若干構造が異なります。中実碍子を取り付けている腕金にある程度の傾斜があるからです。
前には2つ変圧器があり、取り付け方も少し変わっています。
後ろ側にはスケルトンタイプの開閉器も背負っていますねw
東電管内ではまず、開閉器を取り付けながら高圧引込み線を分岐しているタイプは見ないです。
分岐側の耐張碍子の先端に取り付けられている引き留めクランプカバーは、やはり美化を考慮した綺麗なグレーのお気に入りのタイプになっています。このグレーのカバーは雪国に合う感じがします。
腕金が伸びると架空地線も伸ばさなくてはならないので、GWキャップは筒型の金具と一体型になっていて、高圧線側へと伸びています。
中部電力の電柱を少しだけ その2へ!
中部電力の電柱を通りすがり時に(2007年編)
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奥戸線の支持物は、矩形鉄塔が基本であったが 2019年末には、全ての送電塔が背の高いスリム鉄塔に建て替えられた。 写真は建て替えられた後に送電線が見える感じで撮影したものになる。 |
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遮蔽線を施設する場合は、がいしは取り付けない。 これは、腕金→接地線を介して、地中へ放電しやすくするためである。 遮蔽線をがいしで支えておったら、緊急時に地中へ放電できない。 しかし千葉の方では、何故かクランプがいしで遮蔽線を支持したものを見たことがある。 もちろん遮蔽線には接地線を接続した状態で・・・ 未撮影だが、その場所はこちらだ。 日本初の50万ボルト送電線・房総線の線下で確認済み。 大きな電圧でしかも送電塔も古く高さも低いことから、安全上のため このエリアは例え農地であっても、遮蔽線の施設が目立つ。 |
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電柱番号札の方は、電柱の建柱年が載っていないので コン柱の年式を見て、大体の年式を割り当てる。 |
いいえ、架空地線というか、3本になっている区間は遮蔽線のようで、安全上のためでしょうか、誘導障害から配電線を守っているようです。
上部には送電鉄塔の奥戸線が通っています。
<ズームして撮影>
ハンガーがあるのでカラスの巣だと思います。
<さらに横からズームして撮影>
<ここから下記4枚の写真は2008年3月23日に追加いたしました>
<ちょっと斜めから撮影>
<さらに後ろから撮影・クリックすると拡大してご覧になれます>
高圧結合器のすぐ左に大きな巣が置いてあります。
こちらの巣もハンガーがあるのでカラスの巣だと思います。
ハンガーだらけです。
なんと、布団たたきまで開閉器の近くに置いてあります。
カラスが巣に持って行こうとした布団たたきは開閉器に引っかかっています。
<この布団たたき家にもありました・・・(笑)>
布団たたきがあのくらい小さく見えているので開閉器はかなり大きいことがわかりました。<さらに下記の写真は2008年4月4日に追加いたしました>
ハンガーが山積みになっていました。
また、さらに別の場所で発見した作りかけの巣の写真は下記リンクです。
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