2007年12月30日

053.電線が繋がっていない耐張碍子付きの電柱

電線が繋がっていない、なかなか発見できないタイプの電柱です。w 高圧耐張碍子だけではなく低圧線の碍子にも電線がありません。既に廃止されたようです。
(現存していません。残されている碍子と腕金が撤去されました。)

2007年12月29日

052.変圧器への引き下げ線が電線でないタイプの電柱!

よく見る電柱は電線で変圧器に接続していますが、この電柱はケーブルを使って変圧器に接続しています。
<下記の写真は2008年5月5日に追加いたしました。> 別のところでも同じようなタイプを発見です。
こういったタイプの電柱も最近見かけるようになりました。
こちらの周辺には特に何もない場所での発見でしたが、変電所周辺などで見る時もあります。

2007年12月25日

051.電圧調整器付きの電柱!!

なにやら大きな変圧器が!
これは電圧を調整する変圧器のようです。
SVRとも呼ばれたりするようです。
電圧調整器は変電所から需要家までの距離が長いと高圧線の電圧が下がってしまうようで、それを防ぐために使われているようです。
郊外でよく見かけられます。 別のところでも発見!
でっかい変圧器なのでこちらもやはり2本コン柱を使っています。
先ほどのタイプは丸みを帯びたタイプのものでしたが、こちらの電圧調整器は角型のタイプですね。
そして良い具合に送電鉄塔も入りました。
カラフルで良い感じすねw
電圧が高ければ高い程やっぱり鉄塔の形状もそれに合わせて大きくなるみたいです。
ここからみても大きく見れるということは近くいったら広大の送電鉄塔なのでしょうね

050.水平の腕金が付いていてさらにD型腕金の中に開閉器が付いている電柱

筑波山の林道を歩いている際に見つけました。
この電柱も山の中にがんばって立っていました。 よく見る開閉器付きの電柱には開閉器が高圧用の水平の腕金にそのまま取り付けられている場面をよく見かけますが・・・ こちらの電柱ではわざわざD型腕金を使ってその中に開閉器を取り付けています。w
これは耐張碍子が取り付けられている最上部の高圧用の腕金がやや短い為だからだと思われます。

049.木柱集

私も木の電柱を探しているのですが・・・やっぱり中々見つからないものです。 こちらは筑波山の山頂に(丁度山頂のロープウェイの駅のすぐ近くです!)ありましたが、現在も残っているのかはわかりません!
GW支持の腕金は鳥居型のGW支持の腕金と古そうです。
すぐ右下には電灯も支持しているのがわかります。
後ろから撮影です。高圧線に注目してみると一番左側の高圧線は途中まで太くなっているのがわかります。
耐張がいし先端にある黒いカバー(引き留めクランプカバー)は古いものになりますが、ちょっと太いです。

  次は別の所で !
撮影地:神奈川県鎌倉市
神奈川県はやはり一番、木製電柱の発見率が高いです。
こちらも神奈川県の鎌倉市内での撮影でした。
動力線の腕金はオレンジ色に錆びているのがわかります。
次の木製電柱を撮影です。こちらの2区間だけが木製の電柱となっていました。
こ動力線支持用の腕金は槍出しのタイプになっていますが、その腕金が傾かないように、アームタイが取り付けられているのがわかります。
こちらも鎌倉市内
こちらの写真は弟が鎌倉へ出かけた時に撮影してもらった写真です。
木柱にある足場ボルトも何だか古そうなデザインです。
こちらは千葉県にて
 最上部に高圧用腕金が確認できることから、以前は高圧配電線の引き留めを行っていたと思われますが、既に廃止されたようで、今は低圧引き込み線と電話線の分岐しかしていません。

まぁ~足場ボルトだけが古いです!
高圧線のがいしなどは既に撤去されたようで、上の方はワイヤーだけしかありません。
低圧線引き込み線を分岐する部分の拡大写真です。
続いて埼玉県にて
巨大な電灯が取り付けられている構内用の木柱
続いて栃木県にて・・・
こちらの写真は鉄道&旅好きの友人が撮影してきてくれた木柱です。
鉄道の廃線跡地で発見されたようです。天辺には電灯が取り付けられているのがわかります。
そして、ラスト都内にて・・・
下町を歩いていたら発見!
こちらの木柱には合計6個の低圧引き留めがいしが確認されました。
それがとても古いようで、昔の引き留めがいしです!
昔の引き留めがいしは上段、下段にそれぞれある円盤状みたいなもののサイズが違います。
高圧配電線の引き留めもかつては高圧引き留めがいしと呼ばれるものが使われていました。
これに加えて、低圧用も数多く使われていたようです。低圧用の場合は赤線がないタイプが使われます。
別名、茶台がいしとも言います。
昭和初期~昭和中期頃まで大量に普及していました。
こちらも現役時代は、低圧引き込み線?の引き留めが行われていたことでしょう。
下の方には茶台がいしっぽいものがワイヤーによってぶら下っていました。
右側の低圧引き留めがいしを支持しているコ型の金具(低圧ラック)も外れてきています