2017年2月15日

1080.上段離隔、下段は普通で!

東電管内の場合、高圧2回線を張る場合は腕金のサイズもがいしの配列も揃えることが多いのですが、ここは違った!(まぁ、高圧の立ち上がり箇所だから揃えていないっていうこともありますが、ここまでの構成の違いは見かけませんね!結構珍しい例です。w)


上段に近代的な離隔腕金を使用、その下段は普通サイズの高圧用腕金を使っており、そのがいし配列は3:0で槍出し仕様となっています。

にしても、最近の配電設備は簡素すぎます。w(はっきり言って、今のは個性がない。w昔の鳥居型がついたやつとかの方がよかった。^^)
もう既に、トンボ腕金の「ト」の文字さえありません。ww(右側に変圧器が置けなくなったんで、そうなったのかと思いますがw)
変圧器への引き下げ線は


自動開閉器のすぐ左に取り付けたスリップンオンがいしから取り出しています。

高圧用腕金とやらを揃えていないことについては、上段のみの高圧の立ち上がり箇所となったのでそうなったのかと思います。(下段の高圧用腕金の固定位置が中央だったり、高圧がいしの配列が2:1だったりすると、上部の立ち上がりのケーブルヘッドと干渉してしまう。)