高圧枝がいしも今や相当な貴重品である。
電力会社の設備からかなり前に姿を消しており、外ではほとんど見かけない。
最後に見たのは足尾銅山以来である。
今回の入手品は、ボルトの部分が昔の木製電柱時代によく使われていた曲がりねじ込み仕様となっていた。
製造メーカーについてだが、こちらは日本ガイシさんの製造品である。
製造年の印字はないが、暗号のような表記は確認できる。
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高圧枝がいしも今や相当な貴重品である。
電力会社の設備からかなり前に姿を消しており、外ではほとんど見かけない。
最後に見たのは足尾銅山以来である。
今回の入手品は、ボルトの部分が昔の木製電柱時代によく使われていた曲がりねじ込み仕様となっていた。
製造メーカーについてだが、こちらは日本ガイシさんの製造品である。
製造年の印字はないが、暗号のような表記は確認できる。
現在普及している高圧カットアウトには、箱型仕様と円筒形仕様の2種類があるが、前者については、実は初期型がある。
それがこれだ。
初期型の箱型高圧カットアウトの特徴は、蓋に色があること側面に模様があることだ。
現在主流の箱型高圧カットアウトは、蓋の部分も磁器が使われている。
ちなみに初期型箱型高圧カットアウトは、それよりも古いダルマスイッチの普及後、数年間しか実使用されていなかったため、現存数は極めて少ない。
東京電力管内でも、昭和37年頃であれば、普通に普及していたらしいが、今のところ外で実際にこのカットアウトを見たのは、秩父鉱山だけである。
以下のモノクロ写真は、私の近所で1962年頃に偶然撮影された東京電力の配電柱の変台部分である。
↑高圧カットアウトであるが、蓋に色付きの初期型が使われているのが見て取れる。
製造年は1962年(昭和37年)である。
続いて、蓋の部分はこんな感じとなっている。電柱趣味を続けて、24年!
このブログも続けて、13年!
がいしのコレクションを続けて、11年!w
電柱や送電線関連の書籍も、集めて続けて、早5年!
(というよりも、今回は、オファーが来たというべきですね)
ある日、電気関連の書籍を多数発行されております、オーム社さんより、本の出版依頼がありました。
そこでちょっと私も、電柱関連の本を出してみることにしました。
https://www.ohmsha.co.jp/book/9784274226007/
↑オーム社さんのサイトやAmazonは勿論のこと、ビッグカメラ他、通販サイトで、予約販売が開始された。
なお、表紙については、相鉄線の鶴ヶ峰駅付近で撮影した、容量15kVA仕様の柱上変圧器を取り付けたハンガー装柱にしてみました。
しかしその相鉄線も今や、線路の高架化やJRとの相互直通運転を開始するなど、大分変ったなぁ
自分が最初そこに出かけたのは、2012年の時だった。
あの撮影は丁度20歳の時、本格的に電車を使ってまで、電柱撮影を開始した時であり、とても思い出深い場所である。
それにしても、あのハンガー装柱は、現存しているのだろうか?
今回は、東北電力管内で使われている中実耐張がいしを入手した。
製造メーカーは日本ガイシさんの製造品
製造年は2007年(平成19年)9月製である。
中身に空洞がないのが中実がいしである。
普通の高圧耐張がいしを比較すると、こちらは少し頑丈そうに思えた。