2020年6月21日

臨時投稿:変電所母線支持用のがいし・日本陶器時代のがいしを入手か


今回は、非常に珍しい日本陶器時代のがいしを入手か!?

そうそう大昔は中に特別高圧ピンがいしのようなものが刻印されているのが当時のロゴの特徴だった。

昔の送電線は、そのがいしをよく使っていた。


なお、このがいしの用途については、この形だと恐らく普通の配電線用というよりも、変電設備の母線支持用かと思われる。


ちなみに今回は、現在の日本ガイシさんになった後の製造品も入手することができた。

こちらのロゴについては、1980年代頃まで使われていた。

2020年6月20日

1787.Fアームと架空地線キャップの間の架空地線

ここが高圧と低圧の支持にFアームを使ったもので、架空地線支持の腕金も取り付けられているが

ここでは珍しく、分岐の交差側の高圧配電線に合わせて架空地線キャップも取り付けており、Fアームと架空地線キャップ間にも架空地線が張られていた。




反対側はこんな感じ。

東花輪での撮影は、これで以上となった。





1786.腕金を伸ばして背後分岐!

 

ここでは両サイドに向けて、高圧配電線を分岐しているのだが


背後の右側については、珍しく腕金を伸ばした形での分岐となっていた。

(区分開閉器のある左側は高圧引き込み線)


反対側はこんな感じ!



この感じだと、恐らく左側は後から増設分岐するようになったのかと思われる。

1785.変圧器横受け(低圧より上部に変圧器があるバージョン)

 

横受けの変圧器


今回は、低圧配電線よりも上部に変圧器を設置した場合のやや新しめの基本形となる。

とはいえ、これはこれで、2010年代初頭に普及していたものになる。

なんでもこちらは、丸型変台から直接アームを伸ばして、高圧カットアウトが支持できるようになっている。


↑それで2014年から、今後の基本形になりつつある直付けが普及していった。


なお、年式については、いずれとも2014年とあった。


↑ここではそのわずかな世代の違いを見ることができたのだった。



こちらも年式も

同じく2014年だった。
土台からカットアウトを取り付けるアームが伸びたタイプは、ギリ2014年までは普及していた感じか・・・

1784.基本形でダブル変圧器を横受け


 基本形でダブル変圧器が横受けなんていう構成もまた珍しい。

これは東北電力でよく見かける形である。

東電管内では、変圧器を横に配置してしまうと、変圧器への引き下げ線と低圧配電線とが接触してしまうから、ほとんど見かけることがない。

従来は正面配置が基本だった。

(↑今はもう変台のある装柱の新設は見かけなくなったので、過去形で明記しておく)

なお、中央の変圧器への引き下げ線については、接触しても大丈夫なよう防護管が取り付けられていた。


続いて、変圧器の用途についてだが、これは背後の結線を見る限り、三相3線式200Vの動力用で間違いないかと思われる。


反対側はこんな感じ!


中央のみ黄色の防護管あり。




さらに遠くからはこんな感じだ。w

撮り過ぎw

この日の天気は微妙だった。