2015年8月9日

834.ある構内線

伊勢原市内にある工場の構内線


本数はそれほどまではないが、高圧配電線の引き通しに中実がいしや耐塩ピンがいしを使った旧式が確認できたため、撮影することにした。


ということで!
まずは、電源側から見ていきます。
電力会社の配電線から引き込んだ後は、2回線同時立ち上げです!


2回線はしばらく続きます。


上段は中実がいし、下段は少し古めの耐塩ピンがいしとなっています。
なお、下段の耐塩ピンがいしについては、離隔距離が必要になったためか、少しずらしてそれを取り付けているのがわかります。


さらにその次!


今度はどちらも均等配列です。
高圧用腕金は右側を向いており、ここの構内線はちゃんと、引き通しに関しては腕金を負荷側に向けて取り付けているのがわかります。


今のものを反対側から撮影


腕金は向きが変わっても


ちゃんと負荷側向きです。
こちらはさらに、構内で高圧引き込み線を分岐しています。
なお、構内であるから、東電管内の電力柱で確認できる区分開閉器はありません。


今のものを斜め下から。


反対側!
東電管内の設備の背後に、中実がいし引き通しで2回線!
何だか不思議な感じです。


さてさて


ここが終点ですね!


終点も2回線同時引き下げでした!

833.大型サイズのD型腕金に水平の腕金をプラス!継ぎ足されている高圧用腕金はFアーム仕様! その1

神奈川県の伊勢原市内でも

またまた、大型サイズのD型腕金使用のもので水平の腕金が追加されたタイプを発見した。


ところが、こちらは何時もとは異なり、よくよく見てみれば、Fアームで使われている高圧用腕金が大型サイズのD型腕金に継ぎ足されているのがわかる!
離隔用腕金では届かなかった箇所に採用されることがあったようだ。


反対側はこんな感じ。


それにしても、Dと水平の腕金を合成するなんて、得体の知れないものに見えてしまう。w


どれを見ても、D型腕金の製造年は2010年製のものが多いから、これは2010年初頭に一時期流行ったものと言えそうだ。

2015年8月1日

832.上に空間を空けたFアームでトランスの取り付け位置は神奈川特有のもの!

Fアームで


以前は上段に高圧線が通っていたのだろうか、ないから今は余計不思議な感じに見える。


そこで、上段の引き下げ線支持の耐塩ピンがいしも逆を向いており、益々不思議な感じに!
土台からカットアウトを支持できるアームが伸びたこういったタイプは2010年初頭、一時期登場しました。


真横はこんな感じ!
いやー横はもっと不思議な感じがするなぁ

831.Fアームで遮蔽線を無理矢理支持!!


送電線からの誘導障害防止のための遮蔽線区間なのだが


Fアームで遮蔽線を無理矢理取り付けるとは珍しい!!


鳥居型の天辺にある腕金をちょっと倒し、Fアームの部分にある架空地線支持用の腕金に横掛けで置いてあるのが見えます。



次にあったものは比較的最近更新されたようだが


更新されても遮蔽線を撤去せず残しているのも珍しい。
遮蔽線用に天辺は何時もよりちょっと長めのサイズの腕金を使っています。

830.土台付近の様子がいつもとは違う!!


一見は上部にマストを継ぎ足したごく普通の2:1と3:0の組み合わせによる2回線タイプに見えがちだが



ここで気になったのはトランスの土台周りだ!


耐塩ピンがいしの数が凄いことになってます!
それも何だか、凄い位置に耐塩ピンがいしが取り付けられています。


ここまで


ご丁寧に変圧器への引き下げ線を支持する耐塩ピンがいしを見たのは初めてです。


丸型土台は比較的新しいのだが、耐塩ピンがいしに書かれていた日本ガイシ製のロゴが旧ロゴとなっていた。そこが怪しい。
丸型土台になる前の作りがどうなっていたのかが気になる。
丸型土台に更新した際に耐塩ピンがいしが余ったからこうなったとでもいうのだろうか


建柱年は昭和44年でした。