2013年9月21日

773.今流行のタイプでがいしの配列が! その3

都内の府中市内に残っていた古いタイプの電柱撮影を終えた後、帰り際に通った東京都武蔵野市内の都道沿いにて!

全くこの辺りの地理は知らないが、電柱の格好や建物の配置等から、Googleのストリートビューを眺めてみて、以前までは狭かった都道15号線が拡張されていたことに気がついた。現在は都道7号となっているようです。



というのは丁度この辺り。都道7号が井の頭通りに交差する場所
経路案内も一緒に撮影してきましたので掲載したいと思います。



丁度、Googleのストリートビューには道路が拡張される前の画像も公開されていました。
http://p.tl/ENRb
↑(今回写真を撮った同じ場所から以前の状態をストリートビュー上で見るとこんな感じですね。)

また、中にはハンガ式装柱に似たこのタイプ(元ハンガ式装柱)もあったようです。
http://p.tl/sdch
道路拡張が行われたので既に現存していないことは定かですが、まぁ良いです。この種のものは他の場所でも結構撮れていますのでw


で!道路が拡張されて綺麗になったこの場所にちょいと珍しいタイプが確認されました。
まぁ、新しくなった道なのでやはり電柱の方も新タイプがあるという感じです。

 またしても!これで3本目となりますが、高圧離隔装柱用腕金のタイプでがいしの配列が2:1となっています。
架空地線がないので2:1とは言い切れないですが、この状態で架空地線を取り付けるとがいしの配列2:1のタイプになるのです。


次は両引き留めのタイプになりますが、真ん中のジャンパー線支持の中実がいしは腕金に差し込まれているのではなく、コ型の金具を使って取り付けています。古いタイプではよく見るタイプなので珍しいです。本来は真ん中のジャンパー線支持用の中実がいしはレス化しようと考えられたのかもしれませんが、「支線があって風などで動いて接触してしまっても困る」ということで、レス化は見送られたのかもしれません。


そして、高圧配電線のすぐ上に支線があるということは、そうです!


次の電柱から十字スペーサーを高圧配電線に取り付けている感じになります。
最近はこうした高圧配電線の分岐箇所で見かけることが多いです。
後は高圧需要家への高圧引き込み線の分岐などにも使っている箇所を多く見かけます。

開閉器は自動式のようですが、子局が見られますので次世代のタイプには交換されていない模様です。

2013年9月1日

772.極力は避けたい開閉器2台装柱

地方などの電柱では、よく開閉器2台装柱を見かけますが、東京電力管内の電柱では極力そのタイプを避けるようにしているようです。

こちらもその1本です。


Fアーム仕様の自動開閉器装柱のタイプが左側に写ります。
通常の場合はこの位置に区分開閉器が取り付けられますが、遠方から立ち上がっている高圧線があるため、また自動式の開閉器が取り付けられているため、分岐をした後、中に入った場所で区分開閉器が取り付けられています。

一番右側ものが高圧需要家側が管理する構内第一号柱です。

771.今流行のタイプでがいしの配列が! その2

 高圧離隔装柱用腕金を使用するタイプでがいしが均等になっていないタイプを発見!
最近古いコン柱から新しい鋼管柱へと鋼管された模様です。
以前の古いコン柱の格好に合わせているため、がいしの配列は均等になっていないのでしょう。
高圧離隔装柱用腕金でがいしの配列2:1は珍しいです。


770.2回線ある内、最下部の1回線のみ支持

 2回線の高圧配電線のタイプですが
 よく見てみたところ
2回線ある内、最下部の1回線の高圧配電線を支持するタイプを発見!
最上部の1回線は支持していませんが、新たに近くの変電所から立ち上がっているCVTケーブル仕様の高圧線を支持しています。

開閉器は次の電柱に取り付けられており、隣からは3回線支持(2回線は普通の電線、1回線はCVTケーブル仕様)のタイプとなっています。

2013年5月23日

769.すぐ右は樹木なので・・・

 同じく、かつらぎ山の帰り際にどこかに立ち寄った時に撮影された写真かと思いますが
珍しいものも中に入っていたので掲載します!
自動開閉器装柱になると思いますが、形が違うと思ったのでしょう。
 高圧用腕金が右方向へ大きく張り出しています。
通常の場合は腕金を右方向へ完全に詰めてからがいしを取り付けますが、すぐ右側には樹木があるため、これとの接触をさせるために中途半端な位置の取り付けになったのでしょう。
 高圧結合器はその余ったスペースに取り付けられています。

真下はこんな感じで!