2023年2月26日

3861.片側はグレーのカバー、もう片側は黒のカバー






腕金が中央固定となっている場合の両引き留めだが、中央の高圧耐張がいしに関しては、両側ともVストラップを使うのは難しくらしく、黒いカバーの方は腕金に2:1に不均等になるようにして取り付けられている。

ちなみに東電管内では、中央の高圧耐張がいしの固定は、バンドに挟んだラックで固定されているから、両側ともちゃんと均等配置になっている。

3860.小型のアームで単相2線式低圧配電線を低圧ピンがいしで引き通し

 


中部電力管内では、特に郊外では、低圧配電線は張らない傾向にあるから、低圧ピンがいしの引き通しであるこれは少し珍しい感じがする。



それもアームだが、ここは本線側は水平腕金ではなく、小型サイズのものを使用しているのが確認できた。



そして一見は分岐しているかのようにも見えるが、分岐先には低圧電灯線は張られてはおらず、途中で切られているのが見えた。



3859.黒いカバーも再び新設!

 




この形のカバーは





↑元々はグレーで普及している形であったが




↑どうやら今後は!その形を使ったもので!!またもや黒いカバーも普及させるようである。

(グレーのカバーと形が同じ種類と思われる。)





そして!



ここでもやはりかさ電が確認できた。


3858.引き留め柱でダブルハンガー仕様だが、変圧器は片側のみ。

 




おまけ投稿:甲信幹線261号鉄塔他

 




こっちのブログの方がストレージはほぼ無限大に使えるから、ダイジェスト版がアップできるのだ!

ということで、大量アップ!






甲信幹線は、日本で初めての154kVだった。

かつて実在の京浜電力が、川崎の京浜工業地帯向けに建設したものだった。

一時期は経営難に陥り、その後は東電の所有となった。













この辺の形はなんら変わっておらず、大正時代の当時物である.



こちらは少し嵩上げされたような感じあり。

































建設年は、大正12年(1923年)3月とあった。