2022年12月25日

3426.変圧器への高圧引き下げ線支持に、耐塩高圧引き下げ線支持がいしを使用したもの その1

 


普通の変圧器の引き下げ方といえばこれだが(いや、これももう古い。)





ここでは筒形の耐塩高圧引き下げ線支持がいしを使用したものが見つかった。




高圧カットアウトの固定位置もまた、変台に直接付くものである。



横から見ると、高圧引き下げ線がくろすしているかのように見えるが、実際はそのまま素通し。



製造年はドコモ1973年(昭和48年)

この時代に一時期大量生産されていたのだろう。






柱の製造銘板



建柱年共々、昭和50年(1975年)





3425.架空地線キャップがあるが、架空地線はDアーム上の腕金で支持


 

3424.鳥居型を付けて、1回線分空間を空けたもの

 



やはりこの辺は、かつては上段にもう1回線、高圧配電線が張られていたのだろう。



単一の高圧用腕金は、負荷側向きかと

3423.上部に空間を空けたFアーム

 


以前は2回線だったという名残だろうか

なお、架空地線支持の腕金は、カーブ箇所のためか、背後にアームタイも確認できる。

3422.鳥居型を付けて、特大サイズのDアームの背後で水平抱腕金を取り付けて1回線分岐

 



鳥居型はまだ、架空地線を残したい箇所で使われることもあるのかもしれない。